カテゴリー: 料金と条件の比較

脱毛サロンと家庭用光美容器の料金・保証・返品条件を公式サイトで調べて並べた記事

  • 脱毛サロンの全身脱毛を公式サイトで並べました|「1回あたり」が比較にならない理由

    脱毛サロンの全身脱毛を公式サイトで並べました|「1回あたり」が比較にならない理由

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    脱毛サロンの全身脱毛について、公式サイトに出ている料金を並べました。

    並べてみて分かったのは、金額そのものより 「全身」と「1回」の中身が会社ごとに違う ということでした。だから1回あたりの単価を横に並べても、そのままでは比較になりません。

    この記事は、公式サイトに書いてあることだけを写したものです。効果の話はしていません。

    この記事の情報は 2026年9月12日時点で各社の公式サイトに掲載されていた内容にもとづきます。脱毛サロンは価格改定とキャンペーンの入れ替わりが多い分野です。契約前に公式サイトで最新の表記を確認してください。


    最初に読んだ3サロン・4コース(2026年9月12日時点)

    サロン コース名 回数 総額 税の表記
    ジェイエステティック 全身フリーチョイス40回脱毛(全身脱毛) 40回 99,000円 「表示価格は税込価格となります」
    RiNRiN 全身脱毛5回 5回 45,000円 「総額¥45,000(税込)」
    ディオーネ 選べる全身脱毛 全12回コース 12回 237,600円 「237,600円(税込)」
    ディオーネ まるごと全身脱毛 全12回コース 12回 435,600円 「435,600円(税込)」

    3社とも税込で表記されていました。ここは揃っています。

    揃っていないのは、回数と、1回で受けられる範囲です。


    「1回あたり」を計算すると、差が15倍近くになります

    総額を回数で割ると、こうなります。

    コース 総額 ÷ 回数 1回あたり
    ジェイエステティック 全身フリーチョイス40回 99,000 ÷ 40 2,475円 ※注
    RiNRiN 全身脱毛5回 45,000 ÷ 5 9,000円
    ディオーネ 選べる全身脱毛12回 237,600 ÷ 12 19,800円
    ディオーネ まるごと全身脱毛12回 435,600 ÷ 12 36,300円

    2,475円と36,300円で、約14.7倍の開きが出ます。

    ※注:ジェイエステティックの「40回」は、全身を40周するという意味ではない可能性が高いです(後述)。この2,475円は、他社の「1回あたり」と同じ意味の数字ではありません。

    ただ、この数字の並べ方は正しくありません。 1回の意味が同じではないからです。

    総額÷回数で出した1回あたりの料金(各社公式サイト・2026年9月12日時点)
    総額÷回数で出した1回あたりの料金(各社公式サイト・2026年9月12日時点)

    その後に読んだ5社を足すと、34倍になります

    この記事を公開したあと、ほかのサロンも公式サイトで読みました。全身のコースに総額が出ていた会社をすべて並べ直します。女性専用のサロンと男性専門のサロンが混ざるので、対象も入れました。

    会社 対象 コース 総額(税込) 1回あたり
    ジェイエステティック 女性 全身フリーチョイス40回脱毛 99,000円 2,475円※注
    リンリン 女性 全身脱毛5回 45,000円 9,000円
    ディオーネ 女性専用 選べる全身脱毛12回 237,600円 19,800円
    ディオーネ 女性専用 まるごと全身脱毛12回 435,600円 36,300円
    RINX 男性専門 全身セレクト8部位3回 133,000円 約44,333円
    RINX 男性専門 ALL全身14部位3回 178,000円 約59,333円
    ローランドビューティーラウンジ 男性専門 全身脱毛3回(18部位・顔とVIOなし) 149,100円 49,700円
    ローランドビューティーラウンジ 男性専門 まるごと全身脱毛3回(30部位・顔とVIO含む) 255,200円 85,068円(公式表記)
    Le:YELL 男性専門 全身4回 222,600円
    (556,500円の60%OFF表示)
    55,650円
    Le:YELL 男性専門 全身1回(都度払い) 89,750円
    (179,500円の50%OFF表示)
    89,750円

    いちばん安い2,475円と、いちばん高い85,068円(都度払いを除く)で、約34倍。3サロンで見たときの14.7倍から、さらに広がりました。

    広がったぶん、この数字が比較にならないことがはっきりします。回数が揃っていないからです。RINXとローランドビューティーラウンジは3回、ディオーネは12回、ジェイエステティックは40回のコースです。3回で終わる契約と40回ぶんの契約を、同じ「1回あたり」で割って横に並べています。

    部位数も揃っていません。ローランドビューティーラウンジは、同じ「全身」で30部位と18部位の2コースがあり、総額が106,100円ちがいます。差は顔とVIOが入るかどうかです。ディオーネで顔とVIOを単独で足すといくらになるかは別に出しました。

    もうひとつ、ローランドビューティーラウンジの1回あたり85,068円は公式サイトに出ている数字で、総額を回数で割った数ではありません。3倍すると255,204円になり、総額の255,200円と4円ずれます。中途解約の精算ではこの4円が効いてきます。

    総額そのものが出ていない会社もあります

    会社 対象 料金の形 総額が出ない理由
    dats! 男性専門 月額制 先に払う総額がない
    リンリン 女性 通い放題のプラン 割る回数がない
    ダンディハウス 男性専用 時間制 美容電気脱毛60分24,200円。コースの総額は「お一人お一人異なります」。別に入会金33,000円(2年間有効)

    この3社は、総額を回数で割るという作業そのものができません。料金の形が違うと、途中でやめたときに起きることも変わります(月額制・都度払い・回数制を並べた記事)。コースが終わったあとの1回の金額まで出している会社もありました。

    5社ぶんは2026年10月18日に、各社の公式サイトで確認しました。料金は変わります。

    「1回」が指すものが、会社ごとに違います

    ディオーネ:1回=首から下のすべて

    まるごと全身脱毛の処理部位は、公式に「全身まるごと(※お顔除く首から下 全ての部位)」と書かれています。顔は含まず、VIOは含む範囲です。

    公式ページには「1回あたり/36,300円~(税込)」という表記もあり、これは総額を回数で割った数字と一致します。

    顔は別コースで、顔脱毛 全12回コース 79,200円(税込)、範囲は「お顔全体(瞼唇以外/眉間・鼻・もみあげ含む)」と記載されていました。

    ディオーネ:選べる全身は「Lから4部位+Sから4部位」

    もう一方の「選べる全身脱毛」は、12回で237,600円(税込)。処理部位は「Lから4部位+Sから4部位選択」です。

    8部位を選ぶ形なので、こちらの1回は全身1周ではありません。 Sパーツの一覧には顔の部位(鼻、鼻下、あご、頬、額、フェイスライン)とVIOの部位(ビキニVライン上部、ビキニVラインサイド、ビキニIライン、Oライン)が並んでいて、選べば入ります。

    同じサロンの中でも、「全身」という言葉が2通りの意味で使われていることになります。

    このLとSの分け方は、顔とVIOをどう数えるかで総額が変わります。Sパーツを1つずつ数えた結果は「◯パーツ選べる」の中身を数えた記事にまとめました。

    ジェイエステティック:40回は部位ごとの回数の合計と読めます

    料金表の行は「全身|40回|40回で99,000円」です。部位の欄には32箇所(Lパーツ12部位、Sパーツ20部位)が並んでいます。

    同じページには、部位別の単価表も載っています(回数帯が細かく分かれているので、以下は抜粋です)。

    区分 回数帯 1回あたり(税込)
    Sパーツ 1〜3回 2,750円
    Sパーツ 4〜7回 2,200円
    Sパーツ 8〜100回 1,980円
    Lパーツ 1〜3回 5,500円
    Lパーツ 4〜7回 4,400円
    Lパーツ 8〜16回 4,290円
    Lパーツ 17〜39回 4,180円
    Lパーツ 40〜47回 4,070円
    Lパーツ 48〜55回 3,960円

    単価が「部位×回数」で組まれていることと、40回で99,000円=1回2,475円という金額がSパーツ1回分(1,980〜2,750円)とほぼ同じ水準で、Lパーツ1回分(3,960〜5,500円)を大きく下回ることから、40回は部位ごとの回数を足した数だと読めます。

    ただし、公式ページにその説明は書かれていません。 ここは読み取りであって、公式の記載ではありません。契約前に確認する項目だと思います。

    RiNRiN:顔・VIO込みの全身が5回

    RiNRiNは公式トップに「全身脱毛コースには顔・VIOも含みます 追加料金なし」と書かれています。キャンペーンの表記は「全身脱毛 5回」「総額¥45,000(税込)」でした。

    今回並べた3社の中で、顔とVIOが最初から総額に含まれていると明記されていたのはRiNRiNだけでした。


    総額が大きいぶん、途中でやめたときの精算額も大きくなります。ディオーネのまるごと全身脱毛12回コース(435,600円)で、受けた回数ごとにいくら戻る計算になるかを別の記事に出しました。

    分割の表記に注意が必要でした

    RiNRiNの月額表記には、注記が付いています。

    ※月額¥900~は「全身脱毛5回コース」を当社信販会社による60分割(初回:1,300円 2回目以降:900円)で支払った場合の月額料金です(頭金5,000円)。

    月額900円という数字だけを見ると安く見えますが、60回払いで頭金が5,000円という条件が付いています。注記のとおりに計算すると、頭金5,000円 + 初回1,300円 + 900円×59回 = 59,400円です。一括の総額45,000円との差は14,400円になります。

    ただし、この59,400円という金額は公式サイトには書かれていません。 記事の側で注記から計算した数字です。分割手数料の扱いを含めた正確な総額は、契約前に確認してください。

    ジェイエステティックのLPにも、同じ形の注記がありました。

    ※現金で一括支払いの場合、99,000円(税込)となります。
    ※24回分割払いの場合、(90,000円+消費税+分割手数料)で総額118,483円(税込)となります。

    一括99,000円と、24回分割118,483円で、差は19,483円です。分割手数料を含めた総額が公式に書かれているので、これも確認できます。

    月額表示を見たときは、回数を掛け戻して、総額が併記されているかを見る。これだけで判断が変わります。


    料金表が公式サイトに見当たらないサロンもありました

    脱毛の文脈で名前が挙がるサロンのうち、キレイサローネについては、公式サイトで脱毛のコース名・回数・料金を見つけられませんでした。

    公式サイトでの自社紹介はエステサロンで、掲載メニューは全身エステコース(HIFU/キャビテーション/ラジオ波/ドレナージュ/ラジオ波吸引/エレクトロポレーション/EMS ほか)でした。過去のブログ記事(2020年)に脱毛メニューへの言及はありますが、料金の記載はありません。

    料金が公式に出ていない場合、比較の土俵に乗りません。 これは良し悪しの話ではなく、事前に比べられるかどうかの話です。


    回数の選択肢が公式に出ていない場合もあります

    ディオーネの料金ページには、こう書かれています。

    6回コースやお得な18回コース・24回コースなどもございます。サロンにてご確認くださいませ。

    12回以外の金額は公式に出ていません。 12回で435,600円という金額は、月々に直すと大きい数字なので、6回ならいくらなのかは知りたくなるところです。それが事前に分からない作りになっています。


    比べるなら、この4つを揃えてから

    金額を並べる前に、揃えておくと話が早くなる項目です。

    1. その「全身」に顔とVIOが入っているか
    2. 1回で何部位を受けるのか(全身1周なのか、選んだ部位だけなのか)
    3. 総額が税込か税抜か
    4. 分割の場合、総額がいくらになるか

    この4つが揃っていないまま「1回あたり」を比べると、順番が入れ替わります。今回の4コースでは、1回あたりが最安のコースが、最も少ない範囲を指しているわけではなく、逆でもありませんでした。設計そのものが違うので、順位が付けられません。


    まとめ

    • 総額が公式サイトに出ていたのは、ジェイエステティック(40回99,000円税込)/RiNRiN(5回45,000円税込)/ディオーネ(12回237,600円・435,600円税込)
    • 総額÷回数の「1回あたり」は 2,475円〜36,300円で約14.7倍の開きが出るが、1回の範囲が違うので比較にならない
    • 顔・VIOが総額に含まれると明記されていたのは RiNRiNのみ
    • ディオーネは同じ「全身」で、首から下すべての12回と、8部位選択の12回の2種類がある
    • 月額表示は、回数を掛け戻す。RiNRiNは60分割・頭金5,000円で、掛け戻すと59,400円(公式には未記載)。ジェイエステは24回分割で総額118,483円と公式に併記
    • 公式に料金表が出ていないサロン、12回以外の金額が出ていないサロンもある

    金額だけを並べても、比べたことにはなりませんでした。先に「範囲」を揃えるほうが、結果として早いと思います。

    範囲の外側にある条件(追加料金・キャンセル・遅刻の扱い)はこちらの記事に、やめるときの制度と各社の書き方はこちらの記事に分けて書いています。

    範囲が分かれて書いてあるサロンを1つ挙げるなら

    この記事で見た中で、同じ「全身」を範囲の違う2つのコースに分けて出していたのがディオーネでした。「首から下のすべて」の12回と、「Lから4部位+Sから4部位」の12回が、別のコースとして並んでいます。総額もそれぞれ公式に出ています。

    範囲を揃えてから比べる、という意味では、ここが出発点にしやすい形になっています。

    下が公式サイトへのリンクです。ここを経由して申し込みがあった場合、この記事に紹介料が入ります。そのうえで、ディオーネを選ぶべきだとは書いていません。顔・VIOが総額に含まれると明記されていたのはRiNRiNのほうで、そちらには紹介料は発生しません。

    【全身脱毛Dione】敏感肌専門 脱毛サロンディオーネ

    料金は変わります。この記事の数字は2026年9月12日時点のものなので、いまの金額は公式で確認してください。


    出典と取得日

    すべて2026年9月12日に各社の公式サイトで確認しました。

    • ジェイエステティック(j-esthe.com/price/):表示価格の税表記、全身フリーチョイス40回脱毛、Sパーツ・Lパーツ単価表、割引。LP(lp_depilation_ordermade40):一括と24回分割の総額
    • RiNRiN(happyrinrin.com):全身脱毛コースの顔・VIOの扱い、キャンペーンページの総額と分割の注記
    • ディオーネ(datsumousalon-dione.jp/price/whole/・/price/choice/・/price/face/):各コースの回数・金額・処理部位、6回/18回/24回の扱い
    • キレイサローネ(kireisalone.jp):掲載メニューと脱毛に関する記述

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。価格とキャンペーンは変わります。この記事の次回の見直しは2026年10月1日(RiNRiNのキャンペーン有効期限の翌日)に行い、以降は毎月中旬に棚卸しします。

    この記事は公式サイトに出ている料金表記の整理で、効果について述べたものではありません。

  • 家庭用光美容器は本体価格で比べると間違える|ケノンとUlikeを公式サイトで並べました

    家庭用光美容器は本体価格で比べると間違える|ケノンとUlikeを公式サイトで並べました

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    家庭用の光美容器を調べていると、最初に目に入るのは本体価格です。

    ただ、この2機種を公式サイトで並べてみると、本体価格が比較になっていないことが分かります。お金のかかり方の設計が違うからです。

    この記事では、ケノンとUlikeについて、公式サイトに書かれていることだけを並べました。効果の話はしていません。価格・条件・仕様だけです。

    この記事の情報は 2026年9月12日時点で、各社の公式サイトに掲載されていた内容にもとづきます。家庭用美容器は価格とセット内容の変更が多い分野です。購入前に公式サイトで最新の表記を確認してください。

    出典:ケノン公式ショップ(ケノン.com)/ Ulike日本公式ストア(jp.ulike.com)


    先に結論

    ケノン Ulike
    本体価格 69,800円(税込) モデルにより 19,680円〜55,860円(税込)
    価格の性質 通常の販売価格(元値の併記なし) セール価格。元値が併記されているが終了日時の記載なし
    カートリッジ 交換式(別売) 交換不要と公式に記載
    照射回数 カートリッジごとに設定 本体ごとに上限(例:約90万回)
    メーカー保証 1年(延長は購入時オプション) 2年
    返品受付期間 出荷日から7日目までに返送品が到着 購入から90日以内
    製造国 日本(公式サイトに記載) 記載を確認できず

    本体価格だけで見るとUlikeが安く見えます。ただし、ケノンは「あとから足せる」設計で、Ulikeは「足せない」設計です。 ここが一番大きな違いです。


    1. カートリッジが要るか、要らないか

    この2機種を分ける最大の点がここです。

    ケノンは交換式

    ケノンは、用途に応じてカートリッジを付け替える設計です。公式ショップに掲載されているカートリッジは以下の5種類でした(すべて税込・単品購入時の価格)。

    カートリッジ 価格(税込) 照射面積 照射回数(レベル1/レベル10)
    スーパープレミアム2 20,200円 7.0cm² 300万発/50万発
    エクストララージ 10,900円 9.25cm² 20万発/1万発
    ストロング 10,000円 4.5cm² 85,714発/1万発
    ラージ 8,800円 7.0cm² 20万発/13,043発
    美顔器用スキンケア 7,900円 4.5cm² 20万発/42,857発

    本体にはスーパープレミアム2が標準で1つ付いてきます(公式サイトでは「本体付属品と同一」と記載)。

    つまり、追加のカートリッジを買わなければ本体価格だけで完結します。逆に、目的に合わせて買い足すと、その分が上に乗ります。

    ※ 上記の照射回数は本体バージョン6.0以上に装着した場合の数値です。ストロング/エクストララージ/ラージは、バージョン5以下だと回数が変わる旨がバージョン別に併記されています。

    ※ スーパープレミアム2は「バージョン8.0以上のケノン本体」が対応条件と明記されています。バージョンが古い本体にはこのカートリッジを単品で買えません。ストロングもバージョンごとに注文ページが分かれています。中古やフリマで本体を買う場合、あとからカートリッジを足せないことがあるので注意が必要です。

    Ulikeは交換不要

    Ulikeは、公式サイトの複数の製品ページに「カートリッジの交換も不要」「カートリッジの交換や追加リフィルの買い替えは一切不要」と明記されています。

    その代わり、照射回数の上限が本体の寿命になります。

    モデル 照射可能回数(公式表記)
    Air 10/Air 10 Pro/X/X+ 約90万発
    Air 10 Max/X Max 90万回
    AirPro S 最大90万回
    Me 約30万回

    ※ Air 10 の製品ページには「約90万発」と「約80万発」の両方の記載が確認できました。どちらが正しいかは公式サイトの表記からは判断できません。

    何が変わるか

    • ケノン:使う部位が増えても、カートリッジを足せば本体はそのまま使い続けられます。ただし足すたびに費用が出ます
    • Ulike:追加費用は発生しません。ただし上限に達したら本体ごと買い替えになります

    家族で使う、全身に使うなど使用量が多い想定ならケノン側の考え方が、一人で特定の部位だけならUlike側の考え方が、それぞれ合いやすい設計になっています。

    カートリッジ式には、もう1つ条件がつきます

    カートリッジを交換できる機種は「本体を買い替えなくていい」と説明されます。ただしそれは、本体とカートリッジの両方が売られ続けていることが前提です。

    3社目として株式会社LAVIEの公式サイトのお知らせを見たところ(2026年10月7日に確認)、同じメーカーの中で扱いが分かれていました。

    お知らせ 内容
    2026年2月4日
    LVA380・LVA500
    「交換用部品の供給終了に伴い、生産を終了するとともに、修理・交換等のサポート対応もすべて終了させていただいております」
    2026年5月19日
    LVA600・LVA601
    「在庫限りをもちまして販売を終了」。ただし「専用の脱毛カートリッジ・美顔カートリッジにつきましては、引き続き販売を継続」「保証規定に基づくアフターサポートにつきましても継続して対応」

    同じメーカーでも、機種によって「サポートも終了」と「カートリッジとサポートは継続」に分かれます。前者は交換用部品が確保できないことが理由として書かれていました。

    つまりカートリッジ式を選ぶときに見るのは、交換できるかどうかだけではありません。本体の販売が終わったあとに、カートリッジとサポートがどうなるかが書かれているかのほうでした。買う前には出てこない情報なので、お知らせのページをさかのぼって見る項目になります。


    2. Ulikeは「どのモデルか」で価格が3倍違う

    Ulikeは1機種ではなく、複数のモデルを同時に販売しています。公式ストアに掲載されていた価格は以下の通りでした(すべて税込)。

    モデル 販売価格 併記されている元値の表記
    X Max アタッチメントキット 55,860円 79,800円
    X+ 53,850円 定価 71,800円
    X(家電量販店限定モデル) 50,000円 定価 71,800円
    Air 10 Max 45,370円 希望小売価格 69,800円
    Air 10 42,120円 定価 64,800円
    Air 10 Pro 39,800円 定価 66,800円
    AirPro S 29,880円 定価 49,800円
    Me 19,680円 希望小売価格 32,800円

    この表の中で最も価格が低いMeと、最も高いX Maxで、36,180円の差があります。

    この記事では値引き額を計算していません。 元値との差額を出すには、その金額での販売実績があることが前提になりますが、後述のとおり各製品ページのカウントダウンには終了日時の記載がなく、公式サイトの表記からはそれを確認できませんでした。比較は販売価格だけで行っています。

    「Ulikeは◯円」という言い方ができない構成になっているので、比較するときはモデル名まで確認してください。

    価格もモデル構成も、公式サイト側で変わります。この記事の数字は取得日時点のものなので、いま買うかどうかの判断には、公式ストアで現在の価格を見てもらうしかありません。

    その確認先が下のリンクです。ここを経由して購入があった場合、この記事に紹介料が入ります。そのうえで、どのモデルを買うべきかはこの記事では書いていません。値引き額を計算しなかったのも、販売実績が確認できなかったからで、紹介料とは別の理由です。

    Ulike公式ストアでモデル別の現在価格を見る

    なお、元値の書き方が「希望小売価格」のモデルと「定価」のモデルで混在しています。同じ意味かどうかは公式サイトの表記からは判断できませんでした。


    3. セールの終了日は、どちらも確認できませんでした

    価格を比べるとき、いつまでその価格なのかは重要です。この2社について調べた結果はこうでした。

    ケノン

    日付の明記はありませんでした。公式サイトの「セット内容について」ページに、次の趣旨の説明があります。

    • セット内容は日常的にバリエーションを加えて販売している
    • セット内容の期限は、消耗品・在庫・その他の理由で予告なく変更・終了・延長・追加・一部削除することがある

    つまり、セット内容が変わる前提で運用されているという説明です。値引き前後の比較価格(二重価格)は掲載されていませんでした。

    Ulike

    各製品ページに「終了まであと ◯日◯時間◯分◯秒」というカウントダウンが表示されていますが、具体的な終了日時の記載は、どのモデルでも確認できませんでした。

    読み方

    どちらも「いつまで」が読み取れないので、今日の価格が明日も同じとは限らないし、明日下がっているとも限らない、という状態です。

    価格が動く商品なので、買うと決めてから比べるよりも、候補を決めてから何日か価格を見るほうが、判断材料が揃います。


    4. 保証は2倍の差があります

    ケノン Ulike
    メーカー保証 1年 2年
    延長 購入時のオプションで最長3年(自然保証プラン)/事故保証プランあり 有償の延長保証サービスあり
    譲渡 不可(契約者本人限定) 不可(最初の購入者本人限定)
    対象外 取説に反する使用、規定外電圧、液体浸入 など 消耗部品の経年劣化、外観の破損、非認証店購入 など

    標準の保証期間はUlikeのほうが1年長いです。

    ケノンは延長保証をオプションで付けられますが、この価格は公式の保証ページには掲載されていませんでした。 保証ページから金額を確認することはできませんでした。

    また、ケノンの延長保証には「修理費用の累計が購入時本体価格の70%に達した場合」または「本体交換を行った場合」に保証が終了する、という条件が明記されています。

    Ulikeにも有償の延長保証サービスがありますが、こちらも保証ポリシーのページに価格の記載はありません。 延長保証の金額は、両社とも購入前に確認が要る項目です。

    またUlikeは「認証販売店での購入であること」が保証の条件です。フリマ・オークション・非認証店で買ったものは保証対象外と明記されているので、中古で検討している場合は注意してください。


    5. 返品条件は、期間も費用も違います

    ここが一番差が大きい項目です。

    ケノン

    • 出荷日から7日目までに、返送品が先方に到着している必要があります(「到着後7日以内」ではありません。配送にかかる日数も7日に含まれます)
    • 事前の電話連絡が必要。連絡なしの返送は受け取ってもらえません
    • 以下は返品・交換の対象外:到着が7日目以降/梱包資材(ダンボール箱等)を開封済み/使用された商品/受注生産品/一部セール企画品
    • 客都合の場合、送料・決済手数料の実費に加えてキャンセル事務手数料3,000円が発生
    • 返送品の到着時に、運送会社立ち会いのもとで外装の状態を撮影し、未開封かどうかを確認すると明記

    ダンボールを開けた時点で返品対象外です。 中身を使ったかどうかは条件に入っていません。

    Ulike

    • 購入日から 90日以内であれば返品・返金の申請が可能
    • 返品ポリシーのページには「当社はお客様に送料を請求しません」と記載
    • ただし、一部の製品ページ(Air 10・X・X+)には「未開封10%、開封済み30%の返品手数料」と記載があり、ポリシーページと内容が一致していません
    • 返金は返品受領後10〜15日以内。ポイント・クーポン分は返金額から除外

    Ulikeの返品条件については、注文前に「手数料がかかるのかどうか」を問い合わせて確認してください。 サイト上の2箇所で書かれていることが違うため、記事の側で断定できません。


    6. 顔とVIOに使えるか

    公式サイトの記載を並べます。どちらも「効果」の話ではなく、メーカーが使用を認めている範囲の話です。

    ケノン

    • 顔:鼻先と左右の耳の中心を結んだ線より上には照射しないと明記(まつ毛・眉・こめかみ・まぶた・額・目)
    • VIO:使用可能。ただし粘膜部位は避け、色素沈着のある部位は十分に冷却しレベル1から
    • 傷・湿疹・ほくろ・にきび・タトゥー・しみのある部位には照射しない
    • 妊娠中・授乳中は使用不可

    Ulike

    • 使用不可部位:耳、目の周り・眼球、VIOの内側(小陰唇、膣、陰嚢、肛門などの粘膜)
    • 顔:耳・目の周りを除き使用可能。ひげへの使用も可能と記載
    • VIO:外側は使用可能。皮膚が敏感な部位のため最低強度からの使用を推奨
    • 使用できない状態として、皮膚疾患、光線過敏症、生理中・妊娠中・授乳中、日焼けした肌、傷跡・タトゥー、ヒアルロン酸注射後2週間以内を列挙

    どちらも目の周りは不可、VIOの粘膜は不可という点は共通しています。顔の扱いはケノンのほうが範囲の線引きが明確に書かれています。


    7. 支払い方法

    ケノン Ulike
    クレジットカード 可(1回・2回・3回以上の分割・リボ) 可(Visa / Master / AMEX / JCB / Diners / Discover)
    ショッピングローン 可(オリコ/SMBCファイナンス、3・6・10・12・15・18・20・24回) 記載なし
    後払い・スマホ決済 AmazonPay Paidy、PayPay、LINE Pay、メルペイ、楽天ペイ、PayPal ほか
    コンビニ払い 記載なし 可(手数料210円)
    代金引換 可(1万円以上で手数料無料) 記載なし
    銀行振込 可(振込手数料は客負担) 可

    ※ 表中の「記載なし」は、末尾の出典欄に挙げたページで確認できなかったという意味です。他のページに記載がある可能性があります。

    分割払いの手数料は、ケノン側は「客負担」と明記されています。 カードの3回以上の分割・リボはカード会社の手数料が別途かかり、ショッピングローンも「お買い上げ金額、ご指定のお支払い回数に応じて金利が加算されます」と書かれています。金利無料の記載はありません。

    月々の例示額はそのまま使えません

    ケノンの支払い方法ページには、ローン分割の例としてこう書かれています。

    お買い上げ金額が79,800円、24回払いの場合、毎月のお支払いは3,600円程度となります。

    一方、現在の販売価格は69,800円です。 この例示は79,800円で計算されたもので、今の価格と一致していません。

    さらに、3,600円 × 24回 = 86,400円 です。例示の79,800円に対して6,600円多い計算になります。分割にすると総額は上がるということが、この例示自体から読み取れます。

    月々◯円という数字を見たら、回数を掛けて総額に戻してください。実際の金利と総支払額は、申し込み画面で確認できると公式に記載があります。

    Ulike側は、分割手数料を誰が負担するかの記載を確認できませんでした。

    なお、ケノンは公式の特定商取引法ページに「当社は未成年者様のご注文を承っておりません」、ローンQ&Aに「18歳未満の場合はお申込みが出来ません」と記載があります。


    8. 買う前に確認したい5つ

    ここまでを踏まえて、公式サイトを見ただけでは決まらないことを5つにまとめます。

    1. 使う部位を先に決める
      全身か、脚だけか、顔も含めるか。ここが決まらないとカートリッジが要るかどうかが決まらず、総額も出せません。

    2. 一人で使うか、家族で使うか
      使用量が増えるほど、照射回数の上限が効いてきます。交換式と交換不要のどちらが向くかはここで変わります。

    3. Ulikeなら、どのモデルか
      19,680円から55,860円まであります。「Ulikeにする」は決定になっていません。

    4. Ulikeの返品手数料
      サイト内で記載が2種類あります。注文前に問い合わせて確認してください。

    5. 延長保証の金額(両社とも)
      どちらも保証ページに金額が載っていません。延長を付けるかどうかで総額が変わるので、購入前に確認してください。

    LAVIEの返品・交換の条件は、LAVIEの公式サイトに「返品」の項目がありませんにまとめました。


    まとめ

    • 本体価格の比較は成立しません。 ケノンは交換式、Ulikeは交換不要で、費用の発生のしかたが違います
    • Ulikeは1機種ではありません。 モデル間で36,180円の差があります
    • セールの終了日は、どちらも公式サイトで確認できませんでした。 急いで決める材料にはなりません
    • 保証はUlikeが2年、ケノンが1年(ケノンは有料オプションで延長可)
    • 返品はケノンが出荷から7日、しかもダンボールを開けた時点で対象外。Ulikeは90日以内。 ただしUlikeは手数料の記載がサイト内で一致していません

    先に決めるのは機種ではなく、使う部位と使う人数です。そこが決まると、見るべき列が2つに絞れます。

    返品できる条件そのものは、この2社だけを見ても分かりません。JOVSとトリアを加えて4社を並べたところ、自己都合で返せる会社と、不良品のときしか返せない会社に割れました。家庭用脱毛器は「返品できる条件」が4社で違いますにまとめています。


    情報の取得元と取得日

    • ケノン公式ショップ(アローエイト株式会社運営):トップページ(本体価格)/カートリッジの単品販売ページ/保証についてのページ/特定商取引法に基づく表記/お支払方法についてのページ/セット内容についてのページ ー いずれも2026年9月12日取得
    • Ulike日本公式ストア(jp.ulike.com):各製品ページ・保証ポリシー・返品返金ポリシー・支払い方法・特定商取引法表記・FAQ/2026年9月12日取得

    本記事は公式サイトに掲載されている価格・条件・仕様を整理したものです。効果・効能について述べたものではありません。価格および条件は変更されることがあります。

    次回の価格棚卸し予定:2026年10月中旬