カテゴリー: 料金と条件の比較

脱毛サロンと家庭用光美容器の料金・保証・返品条件を公式サイトで調べて並べた記事

  • ダンディハウスの入会金は2年有効で33,000円|脱毛1回より高い場合があります。解約条件もあわせて読みました

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    ダンディハウスの公式サイトで、脱毛の料金と入会金を並べたときに気づいたことがあります。

    項目 金額(税込)
    入会金(2年間有効) 33,000円
    美容電気脱毛(60分) 24,200円
    美容ライト脱毛(1部位1回) 9,900円〜

    入会金のほうが、脱毛1回より高くなっています。美容電気脱毛を60分1回だけ受けるなら、支払いは24,200円ではなく57,200円から始まる計算です。

    これは高いという話ではなく、回数を重ねるほど1回あたりが下がる作りになっているということです。入会金は2年間有効なので、2年のあいだに何回受けるかで、1回あたりの実質が変わります。

    1. 公式サイトに書いてあること

    2026年10月7日に、ダンディハウスの公式サイト(dandy-house.co.jp)で確認した記載です。

    項目 公式サイトの記載
    クーリング・オフ 「クーリングオフはご契約日から8日以内であればお受けできます」
    中途解約 「クーリングオフ期間を経過した後でも、有効期限内であれば中途解約ができます」
    入会金 「2年間有効33,000円(税込み)の入会金が必要です。入会されると会員料金でコースをご利用いただけます」
    コースの料金 「期間や料金はお一人お一人異なります。体験時のカウンセリングでご説明いたします」
    支払い VISA、JCB、マスター等。「お支払方法・回数は、お手持ちのクレジットカードによりお取り扱いが異なります」
    脱毛のメニュー W脱毛(美容電気脱毛60分24,200円/美容ライト脱毛1部位1回9,900円〜)※一部店舗限定

    コースを組んだ場合の総額は、公式サイトに出ていません。出ているのは単発の価格と入会金です。

    2. 「ご契約日から8日以内」という書き方

    クーリング・オフの起算日が「ご契約日」と書かれています。

    特定商取引法が定めているのは、契約書面(申込書面がある場合はそのいずれか早いほう)を受け取った日から起算して8日です。契約した日ではありません。

    その場で契約書面を渡されるなら同じ日になるので、差は出ません。差が出るのは、書面が後日になったときだけです。

    この書き方はジェイエステティックのよくあるご質問にもありました。1社だけの書き方ではなく、業界でよく見る要約の仕方のようです。同じ会社でも、料金ページには「契約書受領日」と書かれていた例もあります。

    読む側がやることは変わりません。契約書面をいつ受け取ったか、その日付を自分で押さえておく。制度の中身はこちらの記事に整理しました。

    3. 入会金33,000円は、やめたときにどうなるか

    金額が大きいので、ここは分けて考えることになります。

    クーリング・オフの場合

    クーリング・オフが成立すると、事業者は損害賠償や違約金を請求できず、受け取った金銭は返還することになっています。入会金もこの対象です。「入会金は返金しません」という契約上の特約があっても、その部分は効きません。

    中途解約の場合

    中途解約では、事業者が請求できる額に上限があります。提供済みの役務の対価に加えて、2万円か契約残額の10%か、低いほうの額までです。

    問題は、入会金がこの計算のどこに入るのかです。役務の対価なのか、契約の締結や履行のために通常かかる費用(上限2万円の側)なのかで、戻る額が変わります。

    公式サイトからは、どちらとして扱われるのかは分かりませんでした。契約書面で確認する項目になります。計算式そのものを公開している会社の例はこちらにあり、そこでは2万円が「契約の締結及び履行のために通常要する費用」として明記されていました。

    4. 時間制だと、精算の「1回」が決めにくくなります

    美容電気脱毛は60分24,200円という時間制です。これまで見てきた料金の形とは、また別の数え方になります。

    • 回数制 12回いくら。1回あたりが割り出せる
    • 部位制 1部位1回いくら。部位ごとに積む
    • 月額制 毎月いくら。精算が発生しない
    • 時間制 60分いくら。コースにしたとき何分ぶんなのかで変わる

    中途解約の精算では「購入時における1回当たりの料金」に受けた回数を掛けて差し引きます。時間制でコースを組んだ場合、「1回」が60分なのか、コースの総時間を回数で割ったものなのかで、受けた分の金額が変わります。

    料金の形そのものを分けて読んだものはこちらの記事にあります。

    5. 総額が公式に出ていないので、比べる材料がありません

    ご予算を伺いながら、お客様の体質や目的に合わせたプランをご提案しているため、期間や料金はお一人お一人異なります。

    個別に組む方針そのものは珍しくありません。ただ、公式サイトだけでは他社と総額を比べられないという事実は残ります。

    比べるための材料は、カウンセリングでもらう見積もりになります。そのときに部位と回数(または時間)の内訳つきで書いてもらうと、他社の料金表と並べられる形になります。カウンセリングで契約しないで帰るための準備に、その頼み方も書きました。

    6. 契約前に聞く項目

    1. 契約書面を受け取る日。その場か後日か。8日はそこから数えます
    2. 入会金33,000円は、中途解約のときにどう扱われるか。役務の対価か、上限2万円の側か
    3. コースの有効期限。過ぎると中途解約ができなくなります
    4. コースを組んだときの「1回」が何を指すか。時間なのか施術1回なのか。精算の計算に直接使われます
    5. 見積もりを、部位と回数(時間)の内訳つきで。総額が公式に出ていないので、これがないと比べられません

    5番目は、ダンディハウスの公式サイトの体験・カウンセリングの予約ページから申し込んで、その場でもらうことになります。総額が公式サイトに出ていない以上、金額を知る方法がここしかありません。行くと決めた場合は、1〜5をメモにして持っていくと、その場で全部そろいます。この記事を経由して申し込みがあると、こちらに紹介料が入ります。


    入会金の2年とは別に、コースの有効期限の話もあります。有効期限を過ぎたら中途解約できないと書いている会社が2社あります。


    まとめ

    • 入会金は2年間有効で33,000円(税込)。美容電気脱毛60分24,200円より高い。1回だけなら支払いは57,200円から
    • クーリング・オフの起算日は「ご契約日から8日以内」と書かれている。法律は契約書面を受け取った日から8日。同じ日なら差は出ない
    • 中途解約は「有効期限内であれば」可能。期限が過ぎると対象外
    • クーリング・オフなら入会金も返還の対象。中途解約での扱いは公式サイトから読み取れなかった
    • 美容電気脱毛は時間制(60分)。精算の「1回当たりの料金」が何になるかが決めにくい形
    • コースの総額は公式サイトに出ていない(「お一人お一人異なります」)

    入会金が大きい契約では、やめ方より先に「何回通うか」が金額を決めていました。

    7社ぶんの精算を計算して並べたものはこちらの記事にあります。総額の記載がなく料金が時間制だと、式の数字が2つとも埋まりません。


    出典と取得日

    記載は2026年10月7日にダンディハウスの公式サイトで確認しました。

    • dandy-house.co.jp/guide/faq/(よくあるご質問「契約・解約について」):コース料金の決まり方、クーリングオフと中途解約、入会金の金額と有効期間、支払い方法
    • dandy-house.co.jp/course/(コースと料金):W脱毛の美容電気脱毛60分・美容ライト脱毛1部位1回の価格、一部店舗限定の注記
    • クーリング・オフの起算日と効果、中途解約時の上限額、特定継続的役務提供の対象要件:消費者庁の公表資料

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。料金と条件は変わります。この記事の見直しは毎月中旬に行います。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、施術の効果について述べたものではありません。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • ジェイエステティックの解約条件を公式サイトで読みました|クーリング・オフの起算日が2通り書かれています

    ジェイエステティックの公式サイトで、クーリング・オフについての記載を2か所で見つけました。起算日の書き方が、2か所で違っていました。

    料金ページには、こう書かれています。

    契約書受領日から8日以内であればクーリングオフ(契約の解除)が可能ですのでご安心ください。

    よくあるご質問には、こう書かれています。

    契約日から8日以内であればクーリングオフが可能です。

    「契約書受領日」と「契約日」です。その2つが同じ日なら、結果は変わりません。ただ、契約書面が後日届いた場合は、数え始める日がずれます。

    1. 法律が決めているのは「書面を受け取った日」です

    特定商取引法では、特定継続的役務提供のクーリング・オフは契約書面(申込書面がある場合はそのいずれか早いほう)を受け取った日から起算して8日と決められています。契約した日ではありません。

    その場で契約書面を渡されたなら、契約日=受領日なので差は出ません。差が出るのは、書面が後日になったときです。

    • 契約日で数える → 書面が3日後に届いたなら、実際より3日短く見積もることになる
    • 受領日で数える → 法律どおり

    料金ページの「契約書受領日」のほうが、法律の書き方と一致しています。よくあるご質問のほうは、要約として書かれているのかもしれません。どちらにしても、読む側がやることは1つです。契約書面を手元に受け取った日を、その場で確認しておく。

    書面が2種類あって、どちらが起算日になるのかはこちらの記事に整理しました。

    同じ「契約日から8日」という書き方は、ダンディハウスのよくあるご質問にもありました。1社だけの書き方ではなく、業界でよく見る要約の仕方のようです。

    2. 中途解約は「役務提供期間内に限り」

    クーリングオフ対象期間を過ぎた場合であっても、役務提供期間内に限り、初回施術前・施術後に関わらず中途解約が可能です。

    「初回施術前・施術後に関わらず」と明記されているのは、はっきりしていて読みやすい書き方です。一方で「役務提供期間内に限り」という条件も付いています。期間が過ぎると中途解約の対象から外れます。

    この条項はRBLにもありました。回数が残っていても、期間が過ぎれば精算の話にならない。だから契約前に見るのは、回数より先に期間です。

    3. 解約の窓口だけ、条件が違います

    公式サイトに出ている連絡先を並べると、こうなりました。

    用件 番号 受付時間
    予約・問い合わせ 0120から始まる番号 平日・土曜 11:00〜19:00
    支払い・Jeica 0570(ナビダイヤル) 平日・土曜 10:00〜18:30/日曜・祝日 10:00〜18:00
    クーリングオフ・中途解約 0570(ナビダイヤル) 平日 10:00〜18:30のみ(土曜・日曜・祝日は休業)

    解約だけ、土日が休みです。支払いの窓口は日曜・祝日も開いているので、曜日の条件が違います。

    そして予約の窓口が0120(フリーダイヤル)なのに対して、解約の窓口はナビダイヤルなので通話料がかかります。

    クーリング・オフの8日は土日も含めて数えます。金曜に契約書面を受け取ると、窓口が開いている平日は実質4日分です。間に合わないわけではありませんが、電話が唯一の案内なので、日程の余裕は見ておくことになります。

    なお、クーリング・オフは制度としては書面または電磁的記録による通知でできます。電話がつながらない場合に打つ手がない、という意味ではありません。

    4. 「40回で99,000円」の1回が、何を指すか

    料金ページの美肌脱毛に、こういうコースがありました。

    全身フリーチョイス40回脱毛(全身脱毛) 40回で99,000円

    単純に割ると1回あたり2,475円です。ただし同じページには、部位ごとの料金も出ています。

    区分 1〜3回 4〜7回 8回以降
    Sパーツ(うなじ・両ひざ・鼻下など19部位) 2,750円 2,200円 1,980円〜
    Lパーツ(両ひじ上下・腹部・ヒップ・背中など12部位) 5,500円 4,400円 4,290円〜

    フリーチョイスの「40回」は、部位ごとの回数の合計です。全身を1周するのが40回ではありません。Lパーツだけに40回使えば通常料金で220,000円ぶん、Sパーツだけなら110,000円ぶんにあたります。

    ここが効いてくるのは、中途解約の精算です。精算では「購入時における1回当たりの料金」を使って、受けた分を差し引きます。フリーチョイスの「1回」が2,475円なのか、部位ごとの単価なのかで、受けた分の金額が変わります。

    公式サイトからは、この単価がどう定められているかは分かりませんでした。契約書面で確認する項目になります。計算式そのものを公開している会社の例はこちら、金額の記載がない会社の例はこちらにあります。

    5. 支払いについて書かれていたこと

    料金ページの支払い方法の欄に、こうありました。

    また、代金はご契約時に頂戴しております。

    一方、サイトの上部には「先にお金を預からないエステ、※ジェイエステ。」という表示があり、注記として「※当社の推奨する支払い方法で決済した場合。」と添えられています。

    どの支払い方法がこれにあたるのかは、公式サイトからは読み取れませんでした。独自の分割払いシステム「Jeica(ジェイカ)」があり、入会には審査があるとも書かれています。

    前払いの額が大きいほど、途中でやめたときに戻す額も大きくなります。どの支払い方法を選ぶと前払いにならないのかは、カウンセリングで聞く項目です。

    6. 契約前に聞く項目

    1. 契約書面を受け取る日。その場なのか後日なのか。8日はそこから数えます
    2. 役務提供期間は何か月か。過ぎると中途解約ができなくなります
    3. フリーチョイスの「1回」の単価。精算の計算に直接使われます
    4. 前払いにならない支払い方法はどれか。「推奨する支払い方法」が何を指すか

    カウンセリングで契約しないで帰るための準備も別に書きました。


    まとめ

    • 公式サイトの中で、クーリング・オフの起算日が「契約書受領日」(料金ページ)と「契約日」(よくあるご質問)の2通りで書かれていた
    • 法律が定めているのは契約書面を受け取った日から8日。同じ日なら差は出ないが、書面が後日なら数え始める日がずれる
    • 中途解約は「役務提供期間内に限り、初回施術前・施術後に関わらず可能」と明記。期間が過ぎると対象外
    • 解約の窓口だけ土日祝が休業で、ナビダイヤルなので通話料がかかる。予約の窓口は0120で土曜も受付
    • 全身フリーチョイスの40回は部位ごとの回数の合計。精算に使う「1回当たりの料金」が何になるかは公式サイトから読み取れなかった
    • 料金ページには「代金はご契約時に頂戴しております」、サイト上部には「先にお金を預からないエステ(※当社の推奨する支払い方法で決済した場合)」の両方がある

    同じサイトの中で書き方が分かれているときは、どちらが自分に適用されるのかを先に確かめることになります。

    7社ぶんの精算を計算して並べたものはこちらの記事にあります。フリーチョイスは「1回あたり」が消化した部位で変わるので、10回時点で18,150円の差が出ます。


    出典と取得日

    記載は2026年10月7日にジェイエステティックの公式サイトで確認しました。

    • j-esthe.com/price/(お得なコース・料金・お支払い方法):美肌脱毛のコースと料金、Sパーツ・Lパーツの部位と回数別料金、支払い方法とJeica、クーリングオフと中途解約の記載、各問い合わせ窓口の番号と受付時間
    • j-esthe.com/qa/2190/(よくあるご質問「解約は出来ますか?」):クーリングオフと中途解約の記載、相談窓口と受付時間
    • クーリング・オフの起算日、中途解約時の上限額、特定継続的役務提供の対象要件:消費者庁の公表資料

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。料金と条件は変わります。この記事の見直しは毎月中旬に行います。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、施術の効果について述べたものではありません。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • dats!(ダッツ)の解約条件を読みました|月額制に中途解約の精算はなく、かわりに締め日で1か月分が変わります

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    ここまで2社のコース契約で、やめたときの精算金を計算しました。計算式が公開されていない会社は法律の上限から逆算し、公開されている会社はその式をそのまま使いました。

    月額制(サブスク)は、この計算がそもそも発生しません。コース契約ではないので、「残り何回分をいくらで精算するか」という問いが立ちません。

    かわりに、別のものが金額を決めていました。締め日と、失効です。dats!(ダッツ)の利用条件を読んで整理しました。

    先に結論

    • 解約金・違約金はなく、最低利用期間もありません
    • かわりに解約の申し出が20日か21日かで、1か月分が変わります(全身プランなら36,000円)
    • 行かなかった月の利用権は月末で失効し、翌月に繰り越せません
    • 連絡なしで来なかった場合は、その月の1回分を使った扱いになります

    1. 月額プランの条件

    2026年10月6日に、dats!の公式サイト(datsumou-dats.com)で確認した記載です。

    項目 公式サイトの記載
    月額 1部位 12,000円/3部位 24,000円/5部位(全身・ヒゲVIO込)36,000円(税込)
    入会金 5,500円(税込)。2026年10月1日〜11月30日の入会は無料
    最低利用期間 「最低利用期間はありません」
    解約金・違約金 「サブスクには解約金・違約金はありません」
    解約の締め日 「毎月20日までのお申し出で、その月の末日に解約できます。21日以降のお申し出は、最短で翌月末の解約となります」
    解約の受付方法 「ご来店・メール・書面で承ります。お電話のみでは解約を受け付けていません」
    さかのぼり 「過去の月にさかのぼった解約・返金はできません」
    休会・繰り越し 「休会制度はありません」「来店されなかった月の利用権は月末で失効し、翌月には繰り越せません」
    決済日 「毎月1日に月会費をご請求します」
    プラン変更 アップグレードは当月から、ダウングレードは翌月から。変更手数料なし

    利用条件がここまで細かく公開されているサロンは多くありません。月額制という形をとる以上、やめ方まで書かないと総額が計算できないので、必要があって書いているとも言えます。

    2. 20日と21日で、1か月分変わります

    解約の締め日は毎月20日です。公式サイトの例をそのまま引くと、こうなります。

    例:4月20日までのお申し出は4月30日、4月21日以降のお申し出は最短で5月31日の解約です。

    金額に直すと、こうなります。

    プラン 20日までに申し出 21日以降に申し出 差
    5部位(全身) 当月末で終了 翌月末まで 36,000円
    3部位 当月末で終了 翌月末まで 24,000円
    1部位 当月末で終了 翌月末まで 12,000円

    解約金はゼロですが、申し出た日が1日ずれると1か月分が増えます。コース契約の中途解約で引かれる上限2万円と比べても、全身プランなら金額としては大きくなります。

    そして電話だけでは受け付けないと明記されています。来店・メール・書面のいずれかです。20日が近いときは、方法と締め日の両方を見ることになります。

    3. 行かなかった月の分は、戻りません

    休会制度はありません。毎月1日から月末までに1回ご利用いただくプランです。来店されなかった月の利用権は月末で失効し、翌月には繰り越せません。

    月額制は「毎月1回」で、使わなかった回は積み上がりません。仕事が立て込んだ月も、月会費はそのままかかります。

    コース契約との違いが、ここに出ます。

    • コース契約 回数は残る。ただし有効期限がある(期限が過ぎると中途解約もできなくなる会社があります)
    • 月額制 回数は残らない。かわりに、いつでもやめられる

    通える月が少ない人にとっては、月額制のほうが高くつく場合があります。「解約金がない」は、総額が安いという意味ではありません。

    4. 無断キャンセルには、追加の料金があります

    事前にご連絡いただいた予約の変更・キャンセルは無料です。ご連絡のないまま来店されなかった場合は、その月の1回分を利用した扱いになります。

    無断キャンセル後に同じ月の施術をご希望の場合は、月会費と同額の追加料金がかかります。

    連絡さえすれば変更もキャンセルも無料です。一方、連絡なしで行かなかった場合は1回分を使った扱いになり、同じ月にもう一度受けたいなら月会費と同額がかかります。

    全身プランなら、その月は36,000円+36,000円で72,000円になる計算です。

    キャンセル料が0円かどうかと、回数が減るかどうかは別の話です。7社の規約を並べた記事でも、この2つが分かれて書かれている会社がありました。

    5. やめる手続きが要らない形もあります

    dats!には都度払いもあります。1回ごとに払うので、やめるという手続き自体が発生しません。

    メニュー 1回ごとの料金(税込)
    全身(ヒゲ・VIO・臀部込み) 72,000円
    全身(ヒゲ・VIO・臀部以外) 48,000円
    ヒゲ全体(5部位) 15,000円
    鼻下・口下・あご・ほほ・もみあげ 各4,500円

    そのかわり1回あたりは高くなります。回数券は5回券が30%OFF(有効期限12か月)、10回券が50%OFF(24か月)で、「5回以上受けるなら、回数券の方が1回あたり安くなります」と公式サイト自身が書いています。

    ただし回数券には有効期限があります。期限内に使い切れるかどうかは、月額制で毎月通えるかどうかと同じ問いです。

    6. 3つの形で、やめたときに起きること

    計算式が非公開のコース 計算式が公開のコース 月額制
    例 ディオーネ RBL dats!
    精算の計算 法律の上限から逆算するしかない 公式の式で出せる 発生しない
    やめる費用 消化分+最大20,000円 消化分+残額10%(2万円以内) 解約金・違約金なし
    金額を決めるもの 受けた回数 受けた回数 申し出た日(20日か21日か)
    行かなかった分 回数は残る(期限内) 期限が過ぎると解約もできない 月末で失効・繰り越し不可

    どれが良いという話ではなく、確認する項目が違うという話です。コース契約なら精算の計算式、月額制なら締め日と失効のルールを見ることになります。

    料金の形そのものを3種類に分けて読んだものはこちらの記事にあります。

    7. 契約前に聞く項目

    1. 解約の締め日と、受け付ける方法。電話が使えない会社があります
    2. 行かなかった月の扱い。繰り越せるのか、失効するのか
    3. 決済日。dats!は毎月1日で、当月開始なら契約日に当月分を払います
    4. 無断キャンセルの扱い。回数が減るのか、追加料金がかかるのか

    dats!は4つとも公式サイトに書かれていました。書いていない会社では、この4つがカウンセリングで聞く項目になります。

    店舗は大阪梅田店と東京新宿店の2店です。通える範囲にあるかどうかが先の条件になります。

    下が公式サイトへのリンクです。ここを経由して申し込みがあった場合、この記事に紹介料が入ります。そのうえで、dats!を選ぶべきだとは書いていません。月額制は中途解約の精算が発生しないかわりに、締め日を1日過ぎると1か月分増えるという形です。向き不向きが分かれます。

    メンズ脱毛dats! 公式サイト


    まとめ

    • 月額制には中途解約の精算という計算が発生しない。コース契約ではないため
    • dats!は最低利用期間なし・解約金違約金なしと明記
    • かわりに20日までの申し出で当月末、21日以降は翌月末。全身プランなら1日の差が36,000円
    • 電話のみでは解約を受け付けないと明記。来店・メール・書面
    • 休会なし、行かなかった月は月末で失効・繰り越し不可
    • 事前連絡のキャンセルは無料。無断キャンセルは1回分消化扱いで、同月にもう一度受けるなら月会費と同額の追加
    • 都度払いならやめる手続きが要らない。回数券は5回券30%OFF(期限12か月)・10回券50%OFF(24か月)

    解約金がゼロの契約でも、やめ方で金額は変わりました。

    7社ぶんの精算を計算して並べたものはこちらの記事にあります。月額制は7社の中で唯一、精算そのものが発生しない形でした。


    出典と取得日

    料金と記載は2026年10月6日にdats!の公式サイトで確認しました。

    • datsumou-dats.com/pricelist/(料金案内):初回メニュー、月額プラン3種と対象範囲、お試しサブスク、入会金と無料期間、月額プランの利用条件(最低利用期間・解約金・解約の締め日と受付方法・さかのぼりの可否・休会と繰り越し・決済日・プラン変更・予約の変更とキャンセル・無断キャンセルの扱い)、都度払いの各料金、回数券の割引率と有効期限、店舗
    • 中途解約時の上限額と特定継続的役務提供の対象要件:消費者庁の公表資料

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。料金と条件は変わります。この記事の見直しは毎月中旬に行います。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、施術の効果について述べたものではありません。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • ローランドビューティーラウンジ(RBL)の中途解約で戻る額を、公式の計算式どおりに出しました

    ローランドビューティーラウンジ(RBL)の特定商取引法に基づく表記に、中途解約の計算式そのものが書かれていました。

    役務提供開始前の中途解約 精算金=支払総額−2万円

    役務提供開始後の中途解約 精算金=支払総額−回数消化料金(購入時における1回当たりの料金×消化回数)−解約損料

    ※「解約損料」はご契約残額(未消化役務残高)の10%(但し2万円以内)とします。

    脱毛サロンの公式サイトを7社ぶん読みましたが、ここまで書いている例は多くありません。多くは「手数料あり」や「所定の精算」で止まります。

    計算式が公開されているということは、契約する前に精算金を自分で出せるということです。公式に出ている料金を入れて、実際に計算しました。

    先に結論

    コース 総額 開始前 1回受けた後 2回受けた後
    まるごと全身脱毛 3回 255,200円 235,200円 153,119円 76,558円
    全身脱毛 3回 149,100円 129,100円 89,460円 44,730円
    ヒゲ脱毛 5回 70,800円 50,800円 50,976円 38,232円

    戻ってくる計算になる額です。ヒゲ脱毛5回だけ、1回受けたあとのほうが開始前より多く戻ります。理由は下に書きます。

    1. 公式サイトに出ている料金

    2026年10月6日に、RBLの公式サイト(roland-bl.jp)で確認した3コースです。

    コース 総額(税込) 1回あたり 照射部位
    まるごと全身脱毛 3回 255,200円 85,068円 30部位(顔・VIO含む)
    全身脱毛 3回 149,100円 49,700円 18部位(顔・VIOなし)
    ヒゲ脱毛 5回 70,800円 14,160円 6部位

    部位の内訳まで公式に列挙されています。「全身」と「まるごと全身」の差は、顔とVIOです。この区切りは会社ごとに違うので、別の記事で数えました。

    なお、特定商取引法に基づく表記のほうの「販売価格」の欄は「ご契約内容により異なります。無料カウンセリングにてご確認ください。」となっています。金額はメニューのページにあり、表記のページにはありません。

    1回あたりの表記は、掛け戻すと総額と合いません

    まるごと全身脱毛は255,200円の3回で、1回あたりが85,068円と出ています。3倍すると255,204円で、総額より4円多くなります。端数の処理だと思われます。

    金額としては小さいのですが、中途解約の計算で使うのが「購入時における1回当たりの料金」なので、どちらの数字を使うかで精算金が変わります。この記事では公式に出ている85,068円で計算しました。契約書面の単価が違う場合は、そちらが基準になります。

    2. 計算してみます

    公式の式をそのまま使います。

    まるごと全身脱毛 3回(255,200円・1回あたり85,068円)

    • 開始前 255,200円 − 20,000円 = 235,200円
    • 1回受けた後 残額は255,200 − 85,068 = 170,132円。その10%は17,013円。255,200 − 85,068 − 17,013 = 153,119円
    • 2回受けた後 残額は85,064円。その10%は8,506円。255,200 − 170,136 − 8,506 = 76,558円

    全身脱毛 3回(149,100円・1回あたり49,700円)

    • 開始前 129,100円
    • 1回受けた後 残額99,400円の10%が9,940円。149,100 − 49,700 − 9,940 = 89,460円
    • 2回受けた後 残額49,700円の10%が4,970円。149,100 − 99,400 − 4,970 = 44,730円

    ヒゲ脱毛 5回(70,800円・1回あたり14,160円)

    • 開始前 50,800円
    • 1回受けた後 残額56,640円の10%が5,664円。70,800 − 14,160 − 5,664 = 50,976円
    • 2回受けた後 38,232円
    • 3回受けた後 25,488円
    • 4回受けた後 12,744円

    3. ヒゲ脱毛だけ、順番が入れ替わります

    ヒゲ脱毛5回は、開始前が50,800円、1回受けた後が50,976円です。1回受けてからやめたほうが、176円多く戻る計算になります。

    式を見ると理由が分かります。

    • 開始前に引かれるのは、一律で20,000円
    • 1回受けた後に引かれるのは、14,160円(消化分)+ 5,664円(損料)= 19,824円

    19,824円が20,000円を下回るので、順番が入れ替わります。総額が小さい契約ほど、この逆転が起きやすくなります。

    全身脱毛3回だと、1回受けた後に引かれるのは49,700 + 9,940 = 59,640円で、20,000円を大きく超えます。逆転しません。

    これは制度と計算式から出てくる話で、どちらが得かを勧めるものではありません。1回受ければ施術は受けていますし、予約と来店の手間もかかります。ただ、金額だけを見るとこうなる、という事実です。

    4. 計算式より先に見ておく条項が3つあります

    有効期限が過ぎると、中途解約できません

    役務の提供が完了した契約及び有効期限が過ぎた場合は、中途解約できませんのでご注意ください。

    期限が来た時点で、残っている回数があっても精算の対象から外れます。通い切れるかどうかは、料金より先に確認する項目です。

    施術の間隔は「部位によっては最短で2週間に1回」、施術時間はヒゲ30分前後・全身90分前後・まるごと全身120分前後と公式に出ています。回数と期限から、通い切るのに必要な来店ペースは計算できます。

    「役務提供期間が過ぎると中途解約できない」という条項は、ジェイエステティックにもありました。その記事に、解約の窓口だけ受付時間が狭いことも書いています。

    前受金の保全措置はありません

    前受金の保全措置はございません。

    先に払った分を保全する仕組みがない、ということが特定商取引法に基づく表記に書かれています。この欄は書くことが決まっている項目なので、「ない」と書いてあるのは正確な開示です。ただ、読む側としては、前払いの金額をどこまで大きくするかの判断材料になります。

    精算金の振込手数料は、受け取る側の負担です

    契約解除に伴う精算金は、お客様が指定する銀行口座への振込(振込手数料はお客様負担)にて返還いたします。

    上の計算で出した額から、振込手数料が引かれます。クレジットや美容ローンを使った場合でも、精算は現金で返還されると書かれています。

    5. 分割にすると、総額が25%増えます

    公式サイトには、各コースの月額も出ています。36分割(3年間)で、分割手数料込みの目安とされています。

    コース 一括の総額 36回払いの合計(目安) 差
    まるごと全身脱毛 3回 255,200円 319,510円 +64,310円
    全身脱毛 3回 149,100円 186,673円 +37,573円
    ヒゲ脱毛 5回 70,800円 88,641円 +17,841円

    公式に出ている初回の支払額と2回目以降の月額から掛け戻した数字です(例:全身脱毛3回は初回8,173円+5,100円×35回)。3コースとも増える割合は25.2%で揃っていました。

    公式は「分割手数料込みの毎月のお支払い金額の目安」と書いているので、この合計も目安です。そして中途解約の計算に出てくる「支払総額」は、分割手数料を含む額なのか一括の額なのかで変わります。ここは契約書面で確認する項目になります。

    月額表示と総額の関係は料金の形を3種類に分けた記事でも書きました。

    6. 公式サイトに見当たらなかったもの

    よくあるご質問を全項目見ましたが、予約のキャンセル料についての記載は見つけられませんでした。当日キャンセルの扱い、回数が消化されるかどうかも、公式サイトからは分かりません。

    キャンセル料が0円でも1回分が消化される会社があるので、ここは別に聞く項目になります。7社の規約を並べた記事に、その違いを書きました。

    料金の形が月額制になると、この計算そのものがなくなります。かわりに解約の締め日が金額を決めるようになる例を別の記事に書きました。

    7. 契約前に聞く項目

    1. 有効期限は何か月か。期限が過ぎると中途解約できなくなります
    2. 予約のキャンセル料と、回数が消化されるかどうか。公式サイトに記載がありません
    3. 中途解約の「支払総額」は、分割手数料を含むのか。分割にする場合は精算額が変わります
    4. 契約書面の1回あたりの単価。精算の計算に直接使われます

    1番目と4番目は、契約書面の裏面に書かれていると公式に案内されています。その場で読む価値があります。カウンセリングで契約しないで帰るための準備も別に書きました。


    まとめ

    • RBLは特定商取引法に基づく表記に中途解約の計算式を明記している。「手数料あり」で止まる会社が多いなかでは少数派
    • 計算式は開始前=支払総額−2万円/開始後=支払総額−(単価×消化回数)−残額の10%(2万円以内)
    • まるごと全身3回なら開始前235,200円、1回後153,119円、2回後76,558円が戻る計算
    • ヒゲ脱毛5回だけ、開始前50,800円より1回受けた後の50,976円のほうが多い。総額が小さいと20,000円の定額控除のほうが重くなるため
    • 有効期限が過ぎると中途解約できないと明記されている
    • 前受金の保全措置はないと明記されている
    • 精算金の振込手数料は受け取る側の負担
    • 36分割にすると総額が25.2%増える(3コースとも同じ割合)
    • 予約のキャンセル料についての記載は公式サイトに見当たらなかった

    計算式が書いてあると、契約する前に金額が出せます。書いていない会社では、それができません。

    「手数料あり」としか書いていない例とどう違うかは、ディオーネで試算した記事に並べました。制度そのものの説明はこちらです。

    7社ぶんの精算を計算して並べたものはこちらの記事にあります。RBLは7社の中で唯一、公式が計算式そのものを書いていた会社でした。


    出典と取得日

    料金と記載は2026年10月6日にRBLの公式サイトで確認しました。

    • roland-bl.jp/tokushoho/(特定商取引法に基づく表記):会社名、入会時初期費用、販売方法、販売価格、支払い方法、クーリング・オフ、中途解約と解約料、役務提供開始前後の精算金の計算式、解約損料の定義、有効期限経過後の扱い、精算の方法と振込手数料、割賦販売法に基づく抗弁権の接続、前受金の保全について
    • roland-bl.jp/menuprice/(ピックアップメニュー / 料金):3コースの総額・1回あたりの価格・月額と分割の注記・照射部位
    • roland-bl.jp/faq/(よくあるご質問):施術時間、通える間隔、支払い方法、未成年の契約
    • 中途解約時の上限額と特定継続的役務提供の対象要件:消費者庁の公表資料

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。料金と条件は変わります。この記事の見直しは毎月中旬に行います。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、施術の効果について述べたものではありません。精算でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • ディオーネを途中で解約したら、いくら戻るのかを計算しました|公式に書いてあるのは「手数料あり」だけです

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    ディオーネ(Dione)の公式サイトで、解約について書かれている箇所を探しました。見つかったのは、よくある質問の1行だけでした。

    解約は可能となっており、返金も行っております。(※手数料あり)

    金額も、計算式も、どこにも書かれていません。「手数料あり」が1万円なのか10万円なのかは、このページからは分かりません。

    ただし、この手数料には法律で上限が決まっています。公式に書いていなくても、上限のほうから計算できます。この記事では、公式サイトに出ている料金と、法律が決めている上限を突き合わせて、実際にいくら戻る計算になるのかを出しました。

    先に結論

    受けた回数 サロンが請求できる上限 戻る計算になる額
    0回(開始前) 20,000円 415,600円
    3回 128,900円 306,700円
    6回 237,800円 197,800円
    9回 337,590円 98,010円

    まるごと全身脱毛12回コース(435,600円・税込)を全額払い済みで解約した場合の計算です。根拠は下に書きます。実際の精算は契約書面の定め方によるので、この表は「これ以上は請求されないはず」という上限の目安です。

    1. 公式サイトに書いてあること

    2026年10月6日に、ディオーネの公式サイト(datsumousalon-dione.jp)で確認した記載です。

    項目 公式サイトの記載
    中途解約 「解約は可能となっており、返金も行っております。(※手数料あり)」
    手数料の金額 記載が見当たらず
    支払い方法 「サロンによって異なりますので、お近くのサロンへお問い合わせください」
    分割払い 「サロンによって異なりますので、お近くのサロンへお問い合わせください」
    複数店舗の利用 「ご契約いただいた店舗のみでの施術となります」
    引っ越しによる店舗移動 「地域・サロンによって異なります」

    料金は、まるごと全身脱毛(お顔を除く首から下の全部位、VIO含む)の全12回コースが435,600円(税込)、1回あたり36,300円と出ていました。同じページに「6回コースやお得な18回コース・24回コースなどもございます。サロンにてご確認くださいませ」とあり、12回以外のコースの金額は公式サイトに出ていません。

    支払い方法も分割の可否も店舗ごと、金額も12回ぶんだけ。ディオーネは店舗ごとに条件が違う作りになっているので、公式サイトだけでは総額が確定しません。ここは契約前に店舗で確認する項目になります。

    他社の全身脱毛と金額を並べたものはこちらの記事にあります。「全身」が指す範囲が会社ごとに違うので、金額より先に範囲を揃える必要がありました。ディオーネのまるごと全身脱毛はお顔を除く首から下でVIOを含むという区切りです。顔とVIOの扱いは別の記事で数えました。

    2. 法律が決めている上限

    エステティックサロンの契約で、1か月を超えて5万円を超えるものは、特定商取引法の「特定継続的役務提供」にあたります。12回435,600円のコースは、金額でも期間でも条件を満たします。

    この契約は、消費者側からいつでも解除できます。理由の説明は要りません。そのうえで、事業者が請求できる額には上限が決められています。

    • まだ1回も受けていない場合 20,000円まで
    • すでに受けている場合 受けた分の対価に加えて、20,000円か契約残額の10%か、低いほうの額まで

    公式サイトの「手数料あり」は、この範囲に収まるはずの金額です。

    7回目から、計算式が切り替わります

    「20,000円か残額の10%か、低いほう」という決め方は、残りがいくらかで、どちらが効くかが入れ替わります。

    残額が200,000円のとき、10%はちょうど20,000円です。これより残額が多ければ20,000円のほうが低く、少なければ10%のほうが低くなります。

    12回435,600円のコースだと、6回受けた時点の残額が217,800円、7回受けた時点が181,500円です。つまり7回目から、上限が「残額の10%」側に切り替わります。

    3. 実際に計算します

    1回あたり36,300円で計算します。

    1回も受けていない場合

    • 提供済みの対価 0円
    • 上限額 20,000円
    • 請求できる上限 20,000円 → 戻る計算は 415,600円

    3回受けた場合

    • 提供済みの対価 36,300円 × 3回 = 108,900円
    • 契約残額 435,600円 − 108,900円 = 326,700円。その10%は32,670円
    • 20,000円と32,670円では、20,000円のほうが低い
    • 請求できる上限 108,900円 + 20,000円 = 128,900円 → 戻る計算は 306,700円

    9回受けた場合

    • 提供済みの対価 36,300円 × 9回 = 326,700円
    • 契約残額 435,600円 − 326,700円 = 108,900円。その10%は10,890円
    • 20,000円と10,890円では、10,890円のほうが低い
    • 請求できる上限 326,700円 + 10,890円 = 337,590円 → 戻る計算は 98,010円

    注意する点が2つあります。

    1つ目は、「提供済みの対価」が契約書面でどう定められているかです。単純に総額を回数で割った額とは限りません。契約書面に単価の定めがあれば、そちらが基準になります。

    2つ目は、化粧品などを一緒に買っている場合です。契約書面に「購入が必要なもの」として書かれていて、政令で指定された商品(化粧品、石けん、浴用剤、健康食品、下着類、美顔器、脱毛器)にあたるなら、関連商品として別に扱われます。クーリング・オフと中途解約を整理した記事に書きました。

    4. 契約書面を受け取ってから8日以内なら、別の制度です

    ここまでは中途解約の話です。契約書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリング・オフになります。こちらは上限の計算ではなく、原則として全額が戻ります。

    数える起点は、カウンセリングで渡される概要書面ではなく、契約のあとに渡される契約書面です。手元に2枚あるなら、日付が違うかどうかを先に見ることになります。条件と手続きはこちらにまとめました。

    対照的に、計算式そのものを公式に書いている会社もあります。ローランドビューティーラウンジ(RBL)は特定商取引法に基づく表記に式を載せていて、契約前に精算金を出せます。そちらで計算したものと並べると、書いてあるかどうかで確認の手間がどれだけ違うかが分かります。

    5. 解約より先に、通えるかどうかを確認する

    公式サイトで見つけた記載のうち、解約と直接は関係ないのに重要なのが、この2つでした。

    申し訳ございません。ご契約いただいた店舗のみでの施術となります。

    (引っ越しによる店舗移動について)地域・サロンによって異なります。お手数ですが、現在通われているサロンへご相談ください。

    契約した店舗でしか施術を受けられません。そして引っ越したときに移せるかどうかは、地域とサロンによります。

    ここは会社によって3段階に分かれます。RINXは「契約店舗以外でも施術を受けられる・全国どの店舗でも移動が可能・移転手数料や面倒な手続きは一切なし」と明記していて、リンリンは契約店舗に連絡すれば引き継ぎ対応。ディオーネはその中でもっとも狭い条件です。

    12回コースを受け切るには年単位でかかります。その間に転勤や引っ越しの可能性があるなら、解約の計算より先に、ここを確認するほうが順番として早いです。移せないなら、解約して上限まで精算することになります。

    なお、そもそもコース契約ではない月額制には、この精算の計算が発生しません。かわりに解約の締め日と、行かなかった月の失効が金額を決めます。月額制のやめ方を読んだ記事に並べました。

    公開の度合いは会社ごとにかなり違います。計算式まで出している会社から、解約の記載も金額のテキストも見当たらない会社まで、6社を並べた表をこちらの記事に置きました。

    6. 契約前に聞く項目

    1. 中途解約の手数料を、金額か計算式で書いてもらう。「手数料あり」だけでは総額が計算できません
    2. 検討しているコースの総額と回数。6回・18回・24回は公式サイトに金額が出ていません
    3. 引っ越したときに店舗を移せるか。移せない場合にどうなるかも含めて
    4. 一緒に買う商品があるか。あるなら、契約書面に「購入が必要なもの」として書かれるかどうか

    1番目は、書面に書いてもらう価値があります。カウンセリングで契約しないで帰るための準備も別に書きました。

    2番目と3番目は、公式サイトに金額が出ていないぶん、店舗に直接聞くしかない項目です。ディオーネの公式サイトで近くの店舗を調べてから、上の4つをそのまま聞くのが早いです。


    子ども脱毛のほうは料金の区分が別で、12回コースの総額が5万円を超えるかどうかで使える手続きが変わります。別に書きました。


    まとめ

    • ディオーネの公式サイトに書かれている解約の記載は「解約は可能、返金も行っている(※手数料あり)」の1行だけで、金額も計算式もない
    • ただし手数料には法律で上限がある。開始前は20,000円、開始後は受けた分の対価+(20,000円か残額の10%の低いほう)
    • 12回435,600円のコースだと、7回目から上限の計算式が10%側に切り替わる
    • 3回受けた時点なら請求の上限は128,900円、9回なら337,590円の計算になる
    • 契約書面を受け取ってから8日以内はクーリング・オフで、こちらは原則全額
    • 公式サイトでは支払い方法・分割の可否・12回以外の料金がすべて店舗ごと。総額は公式だけでは確定しない
    • 契約した店舗でしか施術を受けられず、引っ越し時に移せるかは地域とサロンによる

    「手数料あり」の4文字は、計算すれば範囲が出ます。

    7社ぶんの精算を計算して並べたものはこちらの記事にあります。ディオーネは「1回あたり」が公式に出ているので計算できた側です。決まらない会社と並べると、公開していることの意味が分かります。


    出典と取得日

    料金と記載は2026年10月6日にディオーネの公式サイトで確認しました。

    • datsumousalon-dione.jp/faq/(よくある質問):中途解約と返金、支払い方法、分割払い、複数店舗の利用、引っ越しによる店舗移動の各項目
    • datsumousalon-dione.jp/price/whole/(まるごと全身脱毛):処理部位、全12回コース435,600円(税込)、1回あたり36,300円、6回・18回・24回コースの案内
    • 中途解約時の上限額、特定継続的役務提供の対象要件、関連商品の政令指定:消費者庁の公表資料

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。料金と条件は変わります。この記事の見直しは毎月中旬に行います。

    この記事は公式サイトに出ている条件と法律の上限の整理で、施術の効果について述べたものではありません。精算でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • メンズ脱毛の月額制・都度払い・回数コースを公式サイトで読みました|途中でやめたときに起きることが違います

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    メンズ脱毛サロンの料金ページを3社分読んだところ、料金プランの形そのものが3種類に分かれていました。

    月ごとに払う形、受けるたびに払う形、回数をまとめて買う形です。金額を横に並べる前に、ここが違うと比べる意味がなくなります。そして途中でやめたときに起きることも、この形で決まっていました。

    前の記事で、コース契約を途中でやめると精算が発生することを書きました。今回調べた3社のうち1社は、その精算が構造的に発生しない形をとっていました。

    先に表で

    サロン 料金の形 全身の価格(税込)
    dats! 月額制/都度払い/回数券 月36,000円 または 1回72,000円
    REGULUS ZERO 回数コース 3回210,000円/6回378,000円
    Le:YELL 都度払い/回数コース 1回89,750円/4回222,600円

    すべて2026年10月4日に各社の公式サイトで確認した税込価格です。「全身」が指す範囲は3社で違います。そのことは下で書きます。

    1. 月額制には、中途解約の精算がありません

    dats!の料金ページには、月額プランとして3つが並んでいました。

    • 1部位 12,000円(税込)/月
    • 3部位 24,000円(税込)/月
    • 5部位(全身) 36,000円(税込)/月

    ここでいう5つの範囲は「ヒゲ/全腕・脇/胸・腹・背中/VIO・臀部/全脚」で、5部位プランはヒゲとVIOを含む全身と書かれています。1部位・3部位のプランは、施術する部位を毎月選び直せるとも書かれていました。

    そして利用条件の項に、こうあります。

    最低利用期間はありません。サブスクには解約金・違約金はありません。

    コース契約ではないので、「残り何回分をいくらで精算するか」という計算自体が発生しません。前の記事で各社の中途解約の記載を比べましたが、その論点が構造的に消えます。

    この「精算が発生しない」という性質と、かわりに効いてくる締め日・失効のルールだけを取り出して整理したものを別の記事にしました。コース契約2社の精算計算とも並べています。

    代わりに、締め日があります

    解約について、同じページにこう書かれていました。

    毎月20日までのお申し出で、その月の末日に解約できます。21日以降のお申し出は、最短で翌月末の解約となります。

    21日に申し出ると、翌月末まで月会費がかかる計算になります。解約金はなくても、タイミングで1か月分が変わります。

    さらに、お申し出は来店・メール・書面で受け付けるとあり、「お電話のみでは解約を受け付けていません」と明記されていました。休会制度はなく、来店しなかった月の利用権は月末で失効するとも書かれています。

    入会金は5,500円(税込)。公式サイトには「リニューアル記念で、2026年10月・11月のご入会は入会金無料。対象期間:2026年10月1日〜11月30日」とあり、期間が日付で書かれていました。

    2. 都度払いは、1回の金額がそのまま上限です

    dats!の都度払いは、全身(ヒゲ・VIO・臀部込み)が1回72,000円(税込)。ヒゲ全体(5部位)が15,000円、鼻下・口下・あご・ほほ・もみあげは各4,500円です。

    Le:YELLにも都度払いがあり、全身は1回179,500円のところ50%OFFで89,750円(税込)と書かれていました。顔全体は1回22,800円です。

    都度払いは、受けた分しか払わないので、やめるという手続きが要りません。そのかわり1回あたりは高くなります。dats!には5回券(30%OFF・有効期限12か月)と10回券(50%OFF・有効期限24か月)があり、「5回以上受けるなら、回数券の方が1回あたり安くなります」と公式サイト自身が書いていました。

    3. 回数コースは、終わったあとの金額が書いてあるかどうか

    REGULUS ZEROは回数コース型でした。全身脱毛(ヒゲ・VIO込み)が初回お試し19,800円、3回210,000円、6回378,000円(すべて税込)。ヒゲ脱毛は初回3,500円、5回45,500円、10回91,000円です。

    Le:YELLは部位ごとに4回・8回・12回のコースが並んでいて、こう書かれている行がありました。

    12回目以降 施術何回でも¥980(税込)

    これは鼻下・口下・ほほ・あご・もみあげ・あご下首の各部位の表に出てきます。胸・腹部・背中・肘上下などの上半身は「9回目以降 施術何回でも¥1,980(税込)」でした。

    回数コースで困るのは、決めた回数で終わらなかったときです。その先がいくらかを先に書いてあるかどうかは、総額の見通しに直接効きます。3社のうち、終わったあとの単価を金額で書いていたのはLe:YELLだけでした。

    4. 「全身」の範囲が、3社で違います

    金額を並べる前に確認が要るのはここでした。

    • dats! 5つの範囲(ヒゲ/胸・腹・背中/全腕・脇/VIO・臀部/全脚)。ヒゲとVIOを含むと明記
    • REGULUS ZERO 顔全体・手の甲・指・首・両ひざ上下・脇・足の甲・指・胸・背中上下・お腹・うなじ・両ひじ上下・VIO を列挙。コース名も「全身脱毛(ヒゲ・VIO込み)」
    • Le:YELL 部位ごとの料金は細かく出ているが、「全身」が何を含むかの内訳は料金ページに見当たりませんでした

    dats!の72,000円とLe:YELLの89,750円を並べても、含む範囲が揃っていないので差額の意味が出ません。レディース側で同じことを数えた記事でも、「全身」に顔とVIOが入るかどうかで総額が変わりました。

    5. 同じ公式サイトの中で、数字が2つあることがあります

    Le:YELLには、別途キャンペーンのページがあります。そこには注記として「キャンペーン適用は全身脱毛4回プラン¥120,000お申し込みの方限定」とありました。一方、料金ページの全身4回コースは556,500円の60%OFFで222,600円(税込)です。

    同じ公式サイトの中に、全身4回について120,000円と222,600円という2つの数字が出ています。どちらが適用されるのか、条件が違うのかは書かれていませんでした。こういうときは、どちらの数字の話をしているのかをカウンセリングで先に確認することになります。

    6. 入会金とキャンセル料

    サロン 入会金 キャンセル料
    dats! 5,500円(2026年10月1日〜11月30日の入会は無料と明記) 料金ページに記載が見当たらず
    REGULUS ZERO 料金ページに記載が見当たらず 料金ページに記載が見当たらず
    Le:YELL 「入会金はいただいておりません」と明記 「キャンセル料は発生いたしません」と明記

    記載が見当たらないことは、かからないという意味ではありません。追加料金とキャンセル規定を読み比べた記事と同じで、書いていない会社については、カウンセリングで聞く項目が1つ増えるというだけのことです。

    なお、料金の形は3種類だけではありませんでした。時間制(60分いくら)をとっている会社もあります。ダンディハウスの記事に、入会金の大きさとあわせて書きました。

    7. 選ぶ順番

    1. 通い続けられるか自分で分からないなら、月額制か都度払い。コース契約は精算の話がついてくる
    2. 月額制を選ぶなら、解約の締め日と、受け付ける方法(電話が使えるか)を先に見る
    3. 回数コースを選ぶなら、決めた回数で終わらなかったときの単価が書いてあるか見る
    4. そのうえで、「全身」が同じ範囲を指しているかを揃えてから金額を比べる

    条件を一通り書いていたサロンを挙げるなら

    この3社の中で、入会金・最低利用期間・解約金の有無・解約の締め日・受付方法・繰り越しの可否まで料金ページに書いていたのはdats!でした。月額制という形をとっている以上、やめ方まで書かないと総額が計算できないので、必要があって書いているとも言えます。

    下が公式サイトへのリンクです。ここを経由して申し込みがあった場合、この記事に紹介料が入ります。そのうえで、ここを選ぶべきだとは書いていません。終わったあとの単価を金額で書いていたのはLe:YELL、「全身」に顔とVIOが入ると部位名まで列挙していたのはREGULUS ZEROで、この2社にはリンクを貼っていません。店舗も大阪梅田と東京新宿の2店のみで、通える人は限られます。

    メンズ脱毛dats! 公式サイト

    料金とキャンペーンは変わります。この記事の数字は2026年10月4日時点のものなので、申し込む前に公式サイトと、渡される書面の両方を確認してください。


    回数制でいうと、コースが終わったあとの1回の金額まで料金表に出している会社もありました。「12回目以降 施術何回でも980円」のように部位ごとに書かれています。


    まとめ

    • 料金の形は月額制・都度払い・回数コースの3種類。どれかで、途中でやめたときに起きることが変わる
    • dats!の月額制は最低利用期間なし・解約金なしと明記。かわりに20日までの申し出で当月末、21日以降は翌月末の解約で、電話のみでは受け付けない
    • 都度払いはやめる手続きが要らないかわり、1回が高い。dats!は5回以上なら回数券のほうが安くなると自社で書いている
    • 回数コースは、終わったあとの単価が書いてあるかが見どころ。Le:YELLは12回目以降980円、上半身は9回目以降1,980円と明記
    • 「全身」の範囲は3社で違う。Le:YELLは全身の内訳が料金ページに見当たらなかった
    • Le:YELLは全身4回について、公式サイト内に120,000円と222,600円の2つの数字がある

    金額より先に、料金の形を見るほうが早いという結論になりました。

    回数コースの単価については、レグルスゼロは5回と10回でちょうど2倍でした。回数を増やしても1回あたりが下がらない料金表もあります。


    出典と取得日

    すべて2026年10月4日に各社の公式サイトで確認しました。

    • dats!(datsumou-dats.com/pricelist):初回メニュー、月額プラン3種と5つの範囲、月額プランの利用条件(最低利用期間・解約金・解約の締め日・受付方法・休会・繰り越し)、入会金と無料期間、都度払いの各料金、回数券の割引率と有効期限
    • REGULUS ZERO(reguluszero.jp/menu):全身脱毛(ヒゲ・VIO込み)の部位一覧と初回・3回・6回の料金、ヒゲ脱毛・VIO脱毛・部位別コースの料金
    • Le:YELL(mens-leyell.jp/price・mens-leyell.jp/lp):部位別の都度払いと4回・8回・12回コースの料金、12回目以降・9回目以降の単価、全身の都度払いと4回コースの割引後価格、入会金とキャンセル料の記載、キャンペーンページの全身4回プランの記載

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。料金と条件は変わります。この記事の見直しは毎月中旬に行います。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、施術の効果について述べたものではありません。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • 全身脱毛に顔とVIOは入っているか|「◯パーツ選べる」の中身を公式サイトで数えました

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    「全身脱毛」に顔とVIOが入っているかを、公式サイトで確認しました。

    前の記事で料金を並べたとき、顔・VIOが総額に含まれると明記されていたのは1社だけでした。残りは「別料金」か、そもそも記載がないかのどちらかです。

    今回は、その別料金がいくらになるのかと、「◯パーツ選べる」という書き方のどこを見ればいいのかを調べました。結論から書くと、見るのはパーツの数ではなくパーツの分け方でした。

    先に表で

    コース 回数 税込 顔 VIO
    ディオーネ まるごと全身 12回 435,600円 入らない 入る
    ディオーネ 選べる全身(20パーツから8つ) 12回 237,600円 選べる 選べる
    ディオーネ 顔脱毛 12回 79,200円 ― ―
    ディオーネ VIO(ハイジニーナ) 12回 132,000円 ― ―
    ディオーネ VIO(semiハイジニーナ) 12回 105,600円 ― ―

    すべて2026年10月3日に公式サイトで確認した、12回コースの料金です。

    1. 「全身」が2種類あります

    ディオーネには、名前の似たコースが2つあります。

    まるごと全身脱毛の処理部位は、公式サイトにこう書かれています。

    全身まるごと(※お顔除く首から下 全ての部位)

    ページの説明文には「首から下・VIO含む全身」とあります。VIOは入っていて、顔は入っていません。12回で435,600円(税込)、1回あたり36,300円〜と記載されています。

    もう1つが選べる全身脱毛です。こちらは12回で237,600円(税込)、1回あたり19,800円〜。約20万円の差があります。

    2. 「8パーツ選べる」の中身

    選べる全身は、全身20パーツからLパーツ4つ+Sパーツ4つを選ぶ形です。公式サイトに出ていたパーツの一覧がこうなっていました。

    Lパーツ(9種)

    ひじ下(ひじ含む/手の甲・指含まず)、二の腕、背中上部、背中下部、バスト全体(鎖骨より下)、ヒップ、腹部(へそ周り含む)、太もも、ひざ下(足の甲・指含まず)

    Sパーツ(18種)

    鼻、鼻下、あご、頬(もみあげ・フェイスラインは含まず)、額(眉間含む)、フェイスライン(もみあげ含む)、両脇、手の甲(指含む)、襟足、首(前面・鎖骨まで)、乳輪・乳輪周り、へそ周り、ビキニVライン上部、ビキニVラインサイド、ビキニIライン、Oライン(肛門周り)、足の甲(指含む)、ひざ

    ここで数えてみます。

    • 顔にあたるSパーツ:鼻、鼻下、あご、頬、額、フェイスライン → 6つ
    • VIOにあたるSパーツ:ビキニVライン上部、Vラインサイド、Iライン、Oライン → 4つ

    選べるSパーツは4つまでです。

    つまり、VIOを一通りやろうとすると、それだけでSの枠を使い切ります。その場合、顔は1か所も入りません。逆に顔を優先すると、6つのうち4つしか選べず、VIOは入りません。

    公式サイトには「VIOも選べる!全身20パーツから」「同じような全身から選べる脱毛コースでも、VIOは別料金というサロンも。DioneはVIOも含めて全身から選べます」と書かれています。選べるのは事実です。ただし選べる枠の数と、やりたい部位の数が合うかどうかは別の話でした。

    3. 顔とVIOを単独で足すと

    それぞれ独立したコースがあります。

    顔脱毛は12回79,200円(税込)、1回あたり6,600円〜。処理部位は「お顔全体(瞼唇以外/眉間・鼻・もみあげ含む)」で、アイホール(眼窩)と唇以外が対象と書かれていました。

    VIO脱毛は2種類あります。

    • ハイジニーナコース(VIO全て処理) 12回 132,000円(税込)、1回あたり11,000円〜
    • semiハイジニーナコース(VIO希望の形を残して処理) 12回 105,600円(税込)、1回あたり8,800円〜

    まるごと全身にはVIOが入っているので、そこに顔を足す場合は 435,600円+79,200円=514,800円という計算になります。

    いずれも「表記は12回コースの料金ですが、6回コースやお得な18回コース・24回コースなどもございます。サロンにてご確認くださいませ」と注記があり、12回以外の金額は公式サイトに出ていません。

    4. パーツの分け方は、会社ごとに違います

    同じ「全身」でも、何パーツに分けているかが違います。これをいちばんはっきり書いていたのがリンリンでした。

    リンリンの脱毛箇所は全18パーツ。他社では顔やVラインが細かくパーツ分けされているため料金が高くなりがちですが、リンリンは1つ1つの脱毛範囲が広いため他社よりもお得に脱毛することができます。

    公式サイトには、他社との比較表も載っていました。

    全身パーツ数 顔 Vライン
    A社 62箇所 全5箇所 全2箇所
    B社 32箇所 全4箇所 全3箇所
    リンリン 18箇所 2箇所 1箇所

    A社・B社が実際にどこかは書かれていないので分かりません。ただ、パーツ数が多いほど1パーツあたりの範囲が狭くなるという構造は、ディオーネの一覧を見ても同じでした。顔が6つに分かれていれば、顔全体をやるには6枠が要ります。

    「20パーツから8つ選べる」と「18パーツ」を並べても、比較になりません。1パーツがどこまでを指すかが揃っていないからです。

    5. 見る順番

    料金表を開く前に、この順で確認するほうが早いと思います。

    1. その「全身」に顔が入るか、VIOが入るか
    2. 入らない場合、単独コースがいくらか
    3. 「◯パーツ選べる」なら、やりたい部位が何パーツ分になるか
    4. そのうえで総額を出す

    3番を飛ばすと、契約してから枠が足りないことに気づきます。

    やめるときの精算や追加料金は、制度の記事と規約を読み比べた記事に分けて書いています。

    同じ「全身」の範囲をメンズ側で読んだ記事もあります。そちらは3社とも範囲の区切り方が違っていました。

    顔の単独コースを見るなら

    まるごと全身から外れるのは顔です。ディオーネはその顔だけの単独コースを公式サイトに出していて、処理部位も「アイホール(眼窩)・唇以外」と書き分けていました。12回79,200円(税込)です。

    下が公式サイトへのリンクです。ここを経由して申し込みがあった場合、この記事に紹介料が入ります。そのうえで、ディオーネを選ぶべきだとは書いていません。パーツが細かく分かれているのはこの記事で指摘したとおりで、リンリンが公式に挙げている「料金が高くなりがち」な構造に近いのはディオーネのほうです。リンリンには紹介料は発生しません。

    ディオーネ 顔脱毛コース 公式サイト

    VIOのほうは、まるごと全身にすでに入っています。単独コースを見る意味があるのは、全身を契約せずにVIOだけにする場合です。ハイジニーナ12回132,000円、semiハイジニーナ12回105,600円(いずれも税込)。ディオーネ VIO脱毛コース 公式サイトがこちらで、こちらも経由して申し込みがあった場合に紹介料が入ります。

    12回以外の回数の金額は公式サイトに出ていないので、6回や18回を検討する場合はカウンセリングで聞くことになります。


    まとめ

    • ディオーネのまるごと全身(12回435,600円税込)は、VIOは入るが顔は入らない
    • 選べる全身(12回237,600円税込)は20パーツから8つ。ただし顔は6パーツ、VIOは4パーツに分かれていて、選べるSパーツは4つまで
    • VIOを一通り選ぶとSの枠を使い切るので、顔は1か所も入らない
    • 単独コースは顔12回79,200円、VIOハイジニーナ12回132,000円、semi12回105,600円(すべて税込)
    • リンリンは全18パーツで顔2箇所・Vライン1箇所。公式に「他社では顔やVラインが細かくパーツ分けされているため料金が高くなりがち」と記載
    • パーツ数は多いほうが選べるように見えて、1パーツの範囲が狭くなる

    比べるのはパーツの数ではなく、1パーツがどこまでを指すかでした。


    出典と取得日

    すべて2026年10月3日に各社の公式サイトで確認しました。

    • ディオーネ(datsumousalon-dione.jp/price/whole/・/price/choice/・/price/face/・/price/vio/):各コースの処理部位、12回の税込金額、1回あたりの表記、回数に関する注記
    • リンリン(happyrinrin.com):全18パーツの記載、他社とのパーツ数比較表

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。料金と部位の区分は変わります。この記事の見直しは毎月中旬に行います。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、効果について述べたものではありません。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • 無料カウンセリングで契約しないで帰るための準備|公式サイトに書いてあることだけで組み立てました

    無料カウンセリングで契約しないで帰るための準備|公式サイトに書いてあることだけで組み立てました

    無料カウンセリングに行って、その場で契約しないで帰る。

    これができるかどうかを、気持ちの問題ではなく公式サイトに書いてあることだけで組み立てました。断り文句の前に、先に読んでおくと楽になる情報があります。

    すべて2026年9月12日時点の各社公式サイトと、消費者庁「特定商取引法ガイド」の記載にもとづきます。


    1. カウンセリングが本当に無料かを、先に確認します

    「無料カウンセリング」と書いてあっても、中身は同じではありませんでした。

    サロン 公式の記載
    ジェイエステティック 「初めて限定/ひじ下脱毛体験付き 無料カウンセリング/ひじ下/1回/0円」
    RINX 「カウンセリング・お見積もりのみのご来店も料金は一切必要ございません」「カウンセリング・パッチテスト無料」
    ローランドビューティーラウンジ 「カウンセリング(無料)」
    ダンディハウス 各コースに初回体験価格あり(例:7,700円・税込み)。脱毛の体験価格はキャンペーンページに掲載なし
    RINX(体験) 初回体験は有料(スタートプラン 選べる3部位×3回 8,100円税込 など)

    分かれ目は2つです。

    ① カウンセリングだけで帰れると明記されているか

    RINXは「お見積もりのみのご来店も料金は一切必要ございません」と書いています。カウンセリングだけで帰る前提が公式に書かれているということです。

    ② 無料なのはカウンセリングか、体験施術か

    ジェイエステティックは「ひじ下脱毛体験付き 無料カウンセリング 1回 0円」で、体験が付いて0円です。一方、RINXの体験プランは有料(8,100円税込など)で、無料なのはカウンセリングとパッチテストでした。

    同じ「無料」でも、無料の範囲が違います。 予約する前に、どこまでが0円かを見ておくと、当日の話が早くなります。


    2. 制度を先に知っておきます

    いちばん役に立つのはここだと思います。

    脱毛サロン(エステティック)の契約は、特定商取引法の「特定継続的役務提供」の対象です。1月を超え、5万円を超える契約であれば、

    • 法律で決められた書面を受け取った日から8日以内は、理由なしで解除できる
    • 8日を過ぎても中途解約ができる
    • 中途解約時に事業者が請求できる額には法律で上限がある(役務提供開始前は2万円、開始後は提供済み分+「2万円か契約残額の10%の低いほう」)

    という制度がかかります。

    この3つを知っていると、その場で判断する必要が下がります。 契約してしまっても8日ある、という事実は、逆に言えば「今日決めなくていい」の根拠にもなります。

    ただし、8日以内に解除するのは手間がかかります。 書面の通知が必要で、分割にしていれば信販会社への連絡も要ります。「あとで取り消せるから」を理由に契約するのは、順番が逆だと思います。


    3. 予約の段階で聞いておくこと

    当日その場で聞くより、予約のときに聞いたほうが落ち着いて判断できます。前の記事で「公式サイトに書かれていなかった」項目が、そのまま質問になります。

    1. カウンセリングだけで帰れますか。費用はかかりますか
    2. 当日契約すると変わる条件はありますか
    3. 剃り残しがあった場合、追加の費用はかかりますか
    4. 当日キャンセルは1回の消化になりますか
    5. 学割や乗り換え割は、いくらになりますか。併用はできますか
    6. このキャンペーンは、いつまでですか

    2番目がいちばん大事です。 当日契約で入会金が安くなる、といった条件があるなら、その場で決める設計になっているということです。

    条件があること自体は悪いことではありません。困るのは、知らずに行って、その場で判断させられることのほうです。知って行けば、最初に「今日は決めません」と言えます。


    4. 断る言葉は、最初に言います

    終わってから言うと、話を巻き戻すことになります。開始前に伝えるのがいちばん角が立ちません。

    「今日は決めないと決めてきました」

    これを最初に言うだけで、その日の話の組み立てが変わります。

    「他も見てから比べます」

    比べるのは当然のことなので、これを止める理由がありません。止めようとしてくるなら、それ自体が判断材料になります。

    前の記事で見たとおり、同じ「全身脱毛」でも顔とVIOが入るかどうかが会社で違い、回数の数え方も違いました。比べるには並べる必要があります。

    「契約書面を持ち帰って読みます」

    読む項目を具体的に言うと通りやすくなります。

    • クーリング・オフができる旨と期間
    • 中途解約したときの清算方法
    • 役務提供期間(いつまでに通い終える契約か)
    • 分割にした場合の総額

    この4つは、契約書面に書かれているはずの項目です。 概要書面と契約書面の交付は特定商取引法で事業者に義務づけられているので、読ませないという対応はそもそも想定されていません。


    5. 値引きが出てきたときは、金額の話に乗らない

    その場で決めさせるために条件が下がることがあります。

    下がった金額の話を始めると、断る話が止まります。 「いくらなら」の話になった時点で、検討していることになるからです。

    返し方は1つで足ります。

    「金額の話ではなくて、今日は決めないと決めてきたので」

    理由を説明する必要はありません。理由を出すと、その理由に対する回答が返ってきます。


    6. 帰ったあとに、もう一度読む

    持ち帰った書面で確認するのは、この4つです。

    ① 総額がいくらか(分割なら手数料込みで)

    公式サイトの例では、一括99,000円(税込)に対して24回分割の総額が118,483円(税込)と併記されていました。差は19,483円です。分割にするなら、この差を見てから決められます。

    月額表示しか出ていない場合は、回数を掛け戻します。 60回払いなら、月額×60に頭金を足した額が総額です。

    ② その「全身」に何が入っているか

    顔とVIOが入っているか。1回で全身を1周するのか、選んだ部位だけなのか。ここが会社ごとに違うので、金額だけでは比べられません。

    顔とVIOがその「全身」に入るかは、パーツの分け方を数えた記事で公式サイトの一覧を確認しています。

    ③ 役務提供期間

    回数が残っていても、期間が過ぎれば中途解約の対象から外れます。通える期間と、支払いが続く期間は別です。

    ④ 表示価格以外にかかる費用

    「コース料金以外に費用はかかりません」と明記している会社が多い一方、入会金がある会社もありました(33,000円税込・2年間有効の例)。書面に書かれているかを見ます。

    どの会社が何をどこに書いていたかは、追加料金とキャンセル規定を7社の規約から拾った記事に並べています。


    まとめ

    • 「無料カウンセリング」は、無料の範囲が会社で違う。カウンセリングだけ無料か、体験施術も込みで0円か
    • カウンセリングだけで帰れると公式に明記している会社がある
    • 脱毛サロンの契約は特定継続的役務提供の対象。書面受領から8日以内の解除と、期間経過後の中途解約(請求額に法律の上限あり)がある
    • 予約の段階で「当日契約すると変わる条件はあるか」を聞いておく
    • 断る言葉は最初に言う。「今日は決めないと決めてきました」
    • 値引きが出てきたら、金額の話に乗らない
    • 持ち帰って確認するのは、総額(分割なら手数料込み)/全身の範囲/役務提供期間/表示価格以外の費用

    カウンセリングは、契約するために行く場所ではありません。条件を文字で受け取りに行く場だと考えると、その日にやることがはっきりします。


    出典と取得日

    すべて2026年9月12日に確認しました。

    • 消費者庁「特定商取引法ガイド 特定継続的役務提供」― 対象7役務、クーリング・オフ8日、中途解約時の損害賠償等の上限額
    • ジェイエステティック(j-esthe.com/price/、LP lp_depilation_ordermade40)― 無料カウンセリングの記載、一括と24回分割の総額
    • RINX(mens-rinx.jp/faq、/price、/campaign)― カウンセリングのみの来店、体験プランの価格
    • ローランドビューティーラウンジ(roland-bl.jp/flow、/tokushoho)― カウンセリング無料、清算方法
    • ダンディハウス(dandy-house.co.jp/information/、/guide/faq/)― 初回体験価格、入会金

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。条件は変わります。申し込みの前には、かならず各社の公式サイトで最新の記載をご確認ください。

    この記事は公式サイトに出ている条件と制度の整理で、効果について述べたものではありません。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

  • 「表示価格以外はかかりません」と書いている会社と、書いていない会社|追加料金とキャンセル規定を7社の規約から拾いました

    「表示価格以外はかかりません」と書いている会社と、書いていない会社|追加料金とキャンセル規定を7社の規約から拾いました

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    コース料金のほかに、いくらかかるのか。

    脱毛サロン7社の公式サイトから、入会金・シェービング代・キャンセル規定についての記載を拾いました。金額そのものより、書いてあるかどうかの差が大きい項目でした。

    すべて2026年9月12日時点の公式サイト(料金ページ・よくある質問・利用規約)の記載です。条件は変わります。契約前に公式で確認してください。


    先に表で

    サロン 入会金など シェービング代 キャンセル・遅刻
    ディオーネ なし(明記) 無料(明記) キャンセル料は無料と明記。期限・1回消化の全社共通規定は見当たらず
    ジェイエステティック なし(明記) 記載なし(剃り残しがあると受けられない場合あり) 記載なし(店舗に連絡)
    RiNRiN すべて0円(明記) 記載なし 記載なし
    キレイサローネ 記載なし 記載なし 10分以上の遅刻はキャンセル扱い
    RINX なし(明記) 記載なし 当日キャンセルも料金なし。ただし1回消化(1回あたりに換算しました)
    ローランドビューティーラウンジ 入会時初期費用0円(特商法表記) 記載なし 記載なし
    ダンディハウス 入会金33,000円(税込み)/2年間有効 記載なし 前日の営業時間内を過ぎると実施したものとみなす

    ※ 表中の「記載なし」は、末尾の出典欄に挙げたページで確認できなかったという意味です。他のページや店舗ごとの案内に記載がある可能性があります。


    1. 入会金:明記している会社が多数でした

    「表示価格以外はかかりません」と書いている会社

    ディオーネ(よくある質問)

    どのコースもコース料金以外に費用はかかりません。契約手数料・キャンセル料・シェービング料もいただいておりません

    RiNRiN(よくある質問)

    入会金のほか、年会費等の表示金額以外の費用はすべて0円となっております。

    RINX(よくある質問)

    ホームページに記載されている料金以外は一切発生致しません。入会費・年会費もございませんのでご安心ください。

    ジェイエステティック(LP)

    ※ご契約いただいたコースの料金以外の費用はいただいておりません。入会金・年会費もございません。

    ローランドビューティーラウンジは、特定商取引法に基づく表記に「入会時初期費用:0円」と記載していました。

    入会金がある会社

    ダンディハウスは、よくある質問に金額が書かれていました。

    2年間有効33,000円(税込み)の入会金が必要です。入会されると会員料金でコースをご利用いただけます。

    33,000円(税込み)で、有効期間は2年。コース料金とは別に必要です。会員料金という仕組みがあるので、入会金を払った人と払っていない人で価格が変わることになります。


    2. シェービング代:無料と明記していたのは1社

    剃り残しがあったときにどうなるか。ここは扱いが分かれました。

    無料と書いている例

    ディオーネは、上に引用したとおり「シェービング料もいただいておりません」と明記しています。さらに別項で、

    背中やうなじなど自分で手が届かないところの剃毛はしてもらえますか?→はい、お客様ご了承のもと、お手伝いをさせて頂きます

    と書かれていました。

    「剃り残しがあると受けられない場合がある」と書いている例

    ジェイエステティックは、施術の流れのページで自己処理を利用者側の準備として案内しています。

    ご来店予定日2日前に、脱毛部位のシェービングをお願いいたします
    ※デリケートゾーン(Vライン含)はご来店予定日前日
    ※剃り残しがある場合、脱毛がお受けできない場合があります。

    有料で代行する、ではなく、受けられない場合があるという書き方です。代行の金額は書かれていませんでした。

    記載が見当たらない例

    RiNRiN・RINX・ローランドビューティーラウンジ・ダンディハウス・キレイサローネについては、シェービング代についての記載を見つけられませんでした。

    「表示価格以外はかかりません」と書いている会社であれば、その一文に含まれると読めます。ただし、シェービングという言葉で明示されているかどうかは別なので、カウンセリングで聞く項目に入れておくのが確実だと思います。


    3. キャンセル・遅刻:金額より「1回消化」かどうか

    ここが一番、事前に確認する価値がある項目でした。

    料金は無料だが、1回消化になる例

    RINX(よくある質問・契約について)

    当日の変更・キャンセルでも、キャンセル料は発生しません。なお、ご予約部位については1回分の消化となるため、予定の変更がある場合は早めの連絡をお願いしています。

    キャンセル料0円と、1回消化は別の話です。 12回コースで1回消化されれば、総額を12で割った分が消えます。前の記事で計算したとおり、1回あたりが1万円を超えるコースもあります。

    前日を過ぎると実施扱いになる例

    ダンディハウス(利用規約)

    予約のキャンセルや変更は前日の営業時間内にご連絡をお願いいたします。それ以降の予約のキャンセル及び変更は、予定していた技術を行ったものとみなします。

    遅刻についても記載がありました。

    ご予約の時間に遅れた場合、技術を短縮させていただく場合もございます

    遅刻10分でキャンセル扱いになる例

    キレイサローネ(予約フォーム)

    予約時間より、10分以上遅れた場合はキャンセル扱いとなります。ご了承ください。遅れる場合はサロンへ直接ご連絡ください。

    全社共通の規定が見当たらない例

    ディオーネは、よくある質問に「キャンセル料もいただいておりません」とありますが、これは金額の話だけです。何時間前まで無料か、当日キャンセルが1回消化になるかは、本体サイトでは見つけられませんでした。

    店舗ブログには別の基準が書かれていました。

    基本的にキャンセルは前日の18時半までにお電話かLINEでお願いいたします
    当日キャンセルの場合、生理、体調不良、絶対に行かなければいけない急な用事、悪天候の場合であれば当日キャンセルが可能ですが、それ以外の理由であれば一回消化させていただきます

    金銭的なキャンセル料は無料でも、当日キャンセルは1回消化になり得るということになります。ただしこれは1店舗のブログの記載で、全社共通の規定としては公式に見当たりませんでした。

    ジェイエステティックとRiNRiN、ローランドビューティーラウンジについては、キャンセルの期限やペナルティについての記載を見つけられませんでした。ジェイエステティックの案内は「ご予約の変更・キャンセルは、予約されたサロンへ直接ご連絡ください。」でした。


    4. 割引は、併用できないものが多い

    割引の条件も拾いました。

    サロン 割引 条件
    ジェイエステティック 学割 15%OFF 中高生・高専生・大学生、専門学校生。学生証の提示が必須
    ジェイエステティック 乗り換え割 20%OFF 他社と契約中。他社の会員証の提示が必須。はじめての方限定
    ジェイエステティック ペア得 二人で契約。ワキ脱毛50%OFF+その他施術20%OFF
    RiNRiN 学生割 10%off 学生証の提示
    RiNRiN のりかえ割 10%off 他サロンからの乗り換え
    ディオーネ 子ども料金 10%OFF 「お子様は大人料金の10%OFFで施術が可能です」
    ダンディハウス 学割 最大27%OFF 適用条件は「初回体験時に詳しくご説明いたします」
    RINX 学割・U-22 割引率の記載なし。申込時に「U-22キャンペーン希望」と記載が必要

    ジェイエステティックの割引には、すべてに同じ注記が付いています。

    ※一部除外のサービスがございます。他キャンペーン、割引との併用はできません。

    学割15%と乗り換え割20%を足して35%にはなりません。 RiNRiNも「他割引との併用はできません。」と書かれていました。

    ダンディハウスの「最大27%OFF」とRINXの学割は、割引率や割引後の金額が公式サイトに出ていません。 来店して聞くまで分からない作りです。


    5. キャンペーンの終了日が書かれているかどうか

    キャンペーン価格には、いつまでかが書かれているものと、そうでないものがありました。

    サロン 終了日の表記
    RiNRiN 「有効期限:2026年9月30日まで」(暦日あり)
    ディオーネ 記載なし
    ジェイエステティック 記載なし(「はじめての方限定、お一人様1回限り」という対象条件のみ)
    キレイサローネ 記載なし
    RINX 記載なし(掲載6キャンペーンすべて)
    ダンディハウス 記載なし
    ローランドビューティーラウンジ キャンペーンの掲載自体なし

    キャンペーンを掲載していた6社のうち、暦日で終了日が書かれていたのはRiNRiNだけでした(ローランドビューティーラウンジはキャンペーンの掲載自体がありません)。

    終了日が書かれていないこと自体は違反ではありません。ただ、「今だけ」と言われたときに、それがいつまでなのかを公式ページで確かめられない、という状態にはなります。


    カウンセリングで聞く6項目

    ここまでで、公式サイトに書かれていないことが分かった項目です。そのまま質問リストになります。

    1. 剃り残しがあった場合、どうなりますか。追加の費用はかかりますか
    2. 当日キャンセルは、1回の消化になりますか。何時間前までなら消化になりませんか
    3. 遅刻した場合、その回はどうなりますか
    4. 学割・乗り換え割は、いくらになりますか。併用はできますか
    5. このキャンペーンは、いつまでですか
    6. 表示価格のほかにかかる費用は、全部でいくらですか

    6番目は、すでに「かかりません」と明記している会社なら即答が返ってきます。濁るところがあれば、そこが自分にとって大事な項目かどうかで判断することになります。


    まとめ

    • 入会金は 7社中5社が「かからない」と明記。キレイサローネは記載を見つけられず、ダンディハウスのみ 33,000円(税込み)・2年間有効
    • シェービング代を無料と明記していたのはディオーネ。ジェイエステティックは「剃り残しがあると受けられない場合がある」
    • キャンセルは金額より「1回消化」かどうか。RINXは当日キャンセル料0円だが1回消化、ダンディハウスは前日を過ぎると実施扱い、キレイサローネは10分の遅刻でキャンセル扱い
    • 割引は併用できないと明記している会社が多い。学割15%+乗り換え割20%にはならない
    • 割引率が公式に出ていない会社もある(ダンディハウス「最大27%OFF」、RINXの学割)
    • キャンペーンの終了日が暦日で書かれていたのは、キャンペーンを掲載していた6社のうち1社

    コース料金は公式サイトで比べられます。比べにくいのは、その外側にある条件のほうでした。

    条件を一通り書いていた会社が1社ありました

    この記事で見た7社のうち、追加料金まわりをまとめて書いていたのはディオーネでした。コース料金以外はかからないこと、契約手数料・キャンセル料・シェービング料がないこと、背中やうなじなど手の届かない部分の剃毛に対応することが、それぞれ公式のよくある質問に出ています。

    シェービング代を無料と明記していたのは、7社のうちここだけでした。

    下が公式サイトへのリンクです。ここを経由して申し込みがあった場合、この記事に紹介料が入ります。そのうえで、ディオーネを選ぶべきだとは書いていません。書いてある会社は契約前に確認する手間が減る、というだけで、書いていない会社が高くつくとは限りません。

    【全身脱毛Dione】敏感肌専門 脱毛サロンディオーネ

    条件は変わります。この記事は2026年9月12日時点の公式サイトの表記で、以降は毎月中旬に棚卸しします。


    出典と取得日

    すべて2026年9月12日に各社の公式サイトで確認しました。

    • ディオーネ(datsumousalon-dione.jp/faq/、店舗ブログ)
    • ジェイエステティック(j-esthe.com/price/、/about/flow/、/qa/、LP)
    • RiNRiN(happyrinrin.com/faq/、/campaign/)
    • キレイサローネ(kireisalone.jp/contact_rv3/、/campaign_rv2/)
    • RINX(mens-rinx.jp/faq、/faq/contract、/campaign)
    • ローランドビューティーラウンジ(roland-bl.jp/tokushoho、/menu、/faq)
    • ダンディハウス(dandy-house.co.jp/terms/、/guide/faq/、/information/、/course/)

    比較サイト・まとめサイトは使っていません。条件は変わります。この記事の次回の見直しは2026年10月1日(RiNRiNのキャンペーン有効期限の翌日)に行い、以降は毎月中旬に棚卸しします。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、効果について述べたものではありません。

  • 脱毛サロンの契約は8日以内に解除できます(条件あり)|制度の中身と、各社の書き方を読み比べました

    脱毛サロンの契約は8日以内に解除できます(条件あり)|制度の中身と、各社の書き方を読み比べました

    【PR】この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

    脱毛サロンの契約には、クーリング・オフの制度がかかります。

    これは各社のサービスではなく、法律で決まっていることです。ただし、その根拠が公式サイトのどこに書かれているかは、会社によってかなり違いました。

    この記事では、消費者庁が公表している制度の中身と、各社の公式サイトの書き方を並べました。

    制度の内容は2026年9月12日に消費者庁「特定商取引法ガイド」で確認しました。各社の記載も同日時点のものです。


    制度:エステティックは「特定継続的役務提供」の対象です

    特定商取引法には「特定継続的役務提供」という枠があります。長く通うタイプのサービスで、途中でやめたくなることが多いものを対象に、クーリング・オフと中途解約を認める制度です。

    対象は7つで、消費者庁のサイトにこう並んでいます。

    役務 期間の条件 金額の条件
    エステティック 1月を超えるもの 5万円を超えるもの
    美容医療 1月を超えるもの 5万円を超えるもの
    語学教室 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    家庭教師 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    学習塾 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    パソコン教室 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    結婚相手紹介サービス 2月を超えるもの 5万円を超えるもの

    エステティックが1番目に入っています。 光脱毛のサロンはここに当たります。

    条件は「1月を超える」かつ「5万円を超える」の両方です。片方でも満たさない契約は、この制度の対象外になります。

    前の記事で並べたコースで見ると、ディオーネ(12回 237,600円・435,600円)とジェイエステティック(40回 99,000円)は金額の条件を超えています。一方、RiNRiNの全身脱毛5回 45,000円は5万円を超えていないため、金額の条件を満たしません。

    総額が5万円以下の契約や、1月以内に終わる契約は、クーリング・オフと中途解約の制度の対象外になりえます。まず自分の契約が対象かどうかを、総額と期間で確認してください。


    8日以内なら、理由なしで解除できます

    法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内

    この期間内なら、書面または電磁的記録による通知で契約を解除できます。理由は要りません。

    大事なのは、起算日が契約した日ではなく「法律で決められた書面を受け取った日」だという点です。書面が交付されていなければ、8日は始まりません。


    8日を過ぎても、中途解約ができます

    ここが知られていない部分だと思います。クーリング・オフの期間を過ぎても、途中でやめられます。 そして、そのときに事業者が請求できる金額に法律で上限があります。

    消費者庁の記載は次のとおりです。

    解約のタイミング 事業者が請求できる額の上限
    役務提供開始前 2万円
    役務提供開始後 提供済みの役務の対価 + 2万円または契約残額の10%のいずれか低い額

    「2万円または契約残額の10%のいずれか低い額」という書き方なので、残額が20万円を超えていても、上乗せは2万円で止まります。

    エステティックの契約をやめたときに請求できる額の上限(消費者庁 特定商取引法ガイド)
    エステティックの契約をやめたときに請求できる額の上限(消費者庁 特定商取引法ガイド)

    さらに、清算の考え方についてもこう書かれています。

    既提供部分の対価の算出は、契約締結時の単価を上限とし、解約時のみに高額な単価を定めていても無効となります。

    契約時より高い単価で消化分を計算することはできない、という意味です。「1回あたりの正規料金はもっと高いので」という計算をされた場合、ここが根拠になります。


    ただし、いつまでも解約できるわけではありません

    中途解約に期限の条件をつけて書いている会社があります。ローランドビューティーラウンジの特定商取引法に基づく表記では、計算式の下にこの注記がついています。

    ※役務の提供が完了した契約及び有効期限が過ぎた場合は、中途解約できませんのでご注意ください。

    ダンディハウスのよくあるご質問にも、同じ趣旨が書かれています。

    クーリングオフ期間を経過した後でも、有効期限内であれば中途解約ができます。

    どちらも、その有効期限が何か月なのかは公式サイトに書いていません。ローランドビューティーラウンジの「役務提供の期間」の欄は「ご契約内容により異なります」、ダンディハウスは「期間や料金はお一人お一人異なります」です。

    消費者庁のガイドの中途解約の説明には「有効期限内であれば」という限定が書かれていないのですが、東京都消費生活総合センターは「あくまで『契約期間中の中途解約』です。期間が過ぎてしまったものはできません」と回答しています。原則としては、サロンが書いているとおりです。

    ただし同じ回答に続きがあって、その期間で契約した回数を消化できたのか、予約が取れる状態だったのか、契約時に有効期限の説明があったのか、が問題になるとされています。期限切れでも消費生活センターに相談する余地はあります。

    ただ、確かめる方法はあります。「役務の提供期間」は、契約前に渡される概要書面と、契約時に渡される契約書面の、両方の必須記載事項です。決める前に、文字で受け取れます。8社ぶん読み比べた結果は別に書きました。

    各社の公式サイトに、これがどう書かれていたか

    制度は全社共通です。違うのは、書いてあるかどうかと、どこに書いてあるかでした。

    計算式まで書いていた例

    ローランドビューティーラウンジは、特定商取引法に基づく表記のページに計算方法まで載せていました。

    項目 記載
    クーリング・オフ 契約書面を受領した日から起算して8日以内であれば書面または電磁的記録による通知で契約を解除できる
    中途解約(開始前) 支払総額 − 2万円
    中途解約(開始後) 支払総額 − 回数消化料金(購入時における1回当たりの料金×消化回数)− 解約損料
    解約損料 契約残額(未消化役務残高)の10%(但し2万円以内)
    返金方法 指定銀行口座への振込(振込手数料は利用者負担)

    法律の上限と一致しています。 契約前にいくら戻るかを自分で計算できる書き方です。

    この計算式に実際の料金を入れて、受けた回数ごとの精算金を出したものを別の記事にしました。ヒゲ脱毛5回では、開始前より1回受けたあとのほうが多く戻る計算になります。

    料金ページの末尾に書いていた例

    ジェイエステティックは、独立した特定商取引法のページは見当たりませんでしたが、料金ページの末尾に記載がありました。

    契約書受領日から8日以内であればクーリングオフ(契約の解除)が可能ですのでご安心ください。また、クーリングオフ対象期間を過ぎた場合であっても、役務提供期間内に限り、初回施術前・施術後に関わらず中途解約が可能です。

    8日と、期間経過後の中途解約の両方に触れています。 清算金の計算式は書かれておらず、問い合わせ先の電話番号が案内されていました。

    よくある質問に書いていた例

    ダンディハウスは、よくある質問のページに記載がありました。

    クーリングオフはご契約日から8日以内であればお受けできます。クーリングオフ期間を経過した後でも、有効期限内であれば中途解約ができます。

    返金額の計算方法は書かれていませんでした。

    なお、この記載は「ご契約日から」となっていますが、法律上の起算日は契約書面を受け取った日です。契約日と書面の交付日が違う場合は、法律の定めが優先します。

    「手数料あり」とだけ書いていた例

    ディオーネは、よくある質問にこうありました。

    解約は可能となっており、返金も行っております。(※手数料あり)

    手数料の金額は書かれていません。 上限は法律で決まっているので、上限を超えることはないはずですが、実際にいくらなのかは事前には分かりませんでした。

    この「手数料あり」が実際いくらまでになるのかは、コース料金と法律の上限から計算できます。ディオーネのまるごと全身脱毛12回コース(435,600円)で試算したものを別の記事に出しました。受けた回数によって、20,000円側と残額10%側のどちらが効くかが入れ替わります。

    同じ公式サイトの中でクーリング・オフの起算日が2通りに書かれていた例もありました。ジェイエステティックは料金ページが「契約書受領日」、よくあるご質問が「契約日」です。そちらの記事に整理しました。

    記載を見つけられなかった例

    RiNRiNとキレイサローネについては、中途解約・返金についての記載を公式サイトで見つけられませんでした。特定商取引法に基づく表記のページも見当たりませんでした。

    RINXも、よくある質問と契約に関するページを見た範囲では、クーリング・オフと中途解約の記載を確認できませんでした。

    書いていない=制度がかからない、ではありません。 特定継続的役務提供の要件を満たす契約なら、公式サイトの記載にかかわらず制度は適用されます。ただし、契約前に条件を読めるかどうかは別の話です。


    公式サイトに特定商取引法に基づく表記のページ自体が見当たらず、料金も画像でしか出ていない会社もありました。その記事に、6社の公開度を並べた表を置いています。

    だから、契約書面をその場で確認します

    制度の起算日が「法律で決められた書面を受け取った日」である以上、その書面を受け取ったかどうかが起点になります。

    確認する項目は4つです。

    1. 概要書面と契約書面を受け取ったか
    2. 書面に、クーリング・オフができる旨と期間が書かれているか
    3. 中途解約したときの清算方法が書かれているか
    4. 役務提供期間(いつまでに通い終える契約か)が書かれているか

    4番目が抜けやすいところです。中途解約は「役務提供期間内に限り」と書いている会社があるように、期間が終わったあとは対象外になります。回数が残っていても期間が過ぎていれば同じです。


    分割払いにした場合は、契約が2つになります

    信販会社の分割にした場合、サロンとの契約と、信販会社との契約は別です。

    クーリング・オフの通知は、サロンだけでなく信販会社にも出す必要がある場合があります。契約時に、どちらにどう連絡するのかを聞いておくと確実です。

    前の記事で見たとおり、脱毛サロンの分割は24回・60回といった長さになることがあります。支払いが残る期間と、通える期間はイコールではありません。


    期間が過ぎたあとについては、有効期限を過ぎたら中途解約できないと書いている会社が2社あります。別に読み比べました。


    まとめ

    • エステティック(光脱毛のサロン)は特定継続的役務提供の対象。 ただし「1月を超える」かつ「5万円を超える」の両方を満たす契約に限る。総額5万円以下のコースは対象外になりえる
    • 書面を受け取った日から8日以内は、理由なしで契約を解除できる
    • 8日を過ぎても中途解約できる。 事業者が請求できる額は、開始前が2万円、開始後が提供済み分+(2万円か契約残額の10%の低いほう)が上限
    • 消化分の単価は契約時の単価が上限。解約時だけ高い単価を使うことは認められない
    • 公式サイトに計算式まで書いている会社もあれば、記載を見つけられない会社もあった
    • 分割にすると信販会社との契約が別に立つ

    制度がある分、読む項目ははっきりしています。8日・清算方法・役務提供期間の3つを契約書面で確認すれば、あとから話が食い違いにくくなります。


    なお、料金の形そのものが違えば、この精算が起きないこともあります。メンズ脱毛の月額制・都度払い・回数コースを読んだ記事で、最低利用期間も解約金もないと明記していた例を見ています。

    解約の条件を計算式まで書いていたサロンを挙げるなら

    この記事で見た中で、中途解約の精算をどう計算するかまで公式サイトに書いていたのは、ローランドビューティーラウンジだけでした。「手数料あり」とだけ書いている例や、記載を見つけられなかった例があったなかで、計算の根拠が先に出ているというのは、契約前に総額を自分で確かめられるということです。

    下が公式サイトへのリンクです。ここを経由して申し込みがあった場合、この記事に紹介料が入ります。そのうえで、ここを選ぶべきだとは書いていません。これは解約条件の書き方についての話で、料金が安いかどうかや、施術が合うかどうかとは別の話です。この記事で挙げた他の会社には、リンクを貼っていません。なお、同じ表記には「有効期限が過ぎた場合は、中途解約できません」ともあり、その有効期限の長さは公式サイトに出ていません。計算式を書いていることと、期限が分かることは別です。

    ローランドビューティーラウンジ 公式サイト

    記載は変わります。この記事の内容は2026年9月12日時点のものなので、申し込む前に公式サイトと、渡される契約書面の両方を確認してください。

    7社ぶんの精算を計算して並べたものはこちらの記事にあります。式は1つなのに、入れる数字が公式から出てこない会社が3社ありました。

    出典と取得日

    すべて2026年9月12日に確認しました。

    • 消費者庁「特定商取引法ガイド 特定継続的役務提供」― 対象7役務と期間・金額の要件、クーリング・オフ8日、中途解約時の損害賠償等の上限額
    • 消費者庁「特定商取引法ガイド 事例(エステティックサロンの中途解約の清算金額)」― 既提供部分の対価の算出は契約締結時の単価を上限とする旨
    • ローランドビューティーラウンジ(roland-bl.jp/tokushoho)/ジェイエステティック(j-esthe.com/price/)/ダンディハウス(dandy-house.co.jp/guide/faq/)/ディオーネ(datsumousalon-dione.jp/faq/)/RiNRiN(happyrinrin.com)/キレイサローネ(kireisalone.jp)/RINX(mens-rinx.jp/faq/contract)

    制度は改正されることがあります。最新の内容は消費者庁のサイトで確認してください。

    この記事は一般的な情報の整理で、個別の契約についての法的な助言ではありません。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。